最新中国ドラマ|ウー・レイ&チャオ・ジンマイ主演「ロマンスの降る街(原題:在暴雪時分)」がトップで最終回を迎える
引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「剧周报7|《在暴雪时分》收官登顶,爱优腾瓜分头部市场,春节档上星加成效应明显」
中国で市場分析を展開する德塔文科技による影視観察(datawinfilmtv)データより、2024年第7週(2/12-18)のドラマ景気指数TOP10にランクインしたドラマを、ピックアップ!
(以下ドラマ表記名は全て原題)
ウー・レイ&チャオ・ジンマイ主演「ロマンスの降る街(原題:在暴雪時分)」がトップで最終回を迎える
今週の市場首位はリフレッシュされ、春節期間中に公開されたドラマが好調で、愛(iQiyi)優(Youku)騰(Tencent)の3プラットフォームが三本柱となっている。中でもウー・レイ(呉磊)&チャオ・ジンマイ(趙今麦)主演の「ロマンスの降る街」は主演カップル、ドラマの雰囲気、最終回人気の三拍子が揃ってドラマの隆盛を牽引し、トップに上り詰めた。
バイ・ジンティン(白敬亭)、ジン・チェン(金晨)らが出演する「南来北往」は時代を鮮やかに反映し、多様性に富んだ作品となり、今週トップリスト2位を獲得。
主演のジョウ・イーウェイ(周一囲)をはじめ豪華ラインナップとシリーズの話題性&人気、一新した判事ディーシリーズの「大唐狄公案」が今週3位に。
新作ではマー・スーチュン出演「烟火人家」が好成績を収める
今週の新作の中で、マー・スーチュン(馬思純)らが出演する家族ドラマ「烟火人家」は初週トップ 4 入り、女性の群像劇として好成績を収めている。
同じく CCTV の子供向けホームコメディ「米小圈上学記2」は、家族向けの楽しみの要素が強く、そういったジャンルを好む層に照準を定めた作品となっている。
「創想季」「大理寺少卿游」「猎冰」の3作品がまもなく放送予定
来週は現状ではジア・ナイリャン(賈乃亮)、チャオ・シン(喬欣)主演の現代ドラマ「創想季」、ディン・ユーシー(丁禹兮)主演の時代劇「大理寺少卿游」、チャン・ソンウェン(張頌文)、アナベル・ヤオ(姚安娜)主演のサスペンスドラマ「猎冰」の3作品が予定されている。
このうち「創想季」はジア・ナイリャン主演ということと、そして「インターネット+」という新しいビジネスモデルや、起業家精神のストーリーには一定の話題性があるが、ドラマのバックログとして、その起業家精神の側面が満足のいく味であるかどうかはまだ分からない。
「大理寺少卿游」は非常に面白く、カップルのない作品が市場の注目と期待を集めている。
「猎冰」は麻薬撲滅、犯罪捜査、潜入捜査の要素があり、魅力が満載である。
ジャンル別の状況は?
現代ドラマ
今週は現代ドラマが数、景気指数共に下降。ヤン・ズー(楊紫)、ファン・チョンチョン(范丞丞)らの「要久久愛」の終了後、市場上位には「ロマンスの降る街」のみ残った。「烟火人家」、「歓楽家長群」といった作品がジャンルを後押しする状態に。
時代劇
時代劇の隆盛も今週はある程度冷え込んだ。シュー・カイ(許凱)&ユー・シューシン(虞書欣)の「祈今朝」、チャン・ティエンアイ(張天愛)、チャン・ハオウェイ(張昊唯)らの「阿麦従軍」の下降は明らかで、スタートしたばかりの「大唐狄公案」頼みとなっている。
年代劇
ジャン・ロン(蔣龍)主演の「狗剩快跑」が終了し、新スタートとなった「南来北往」がランキングでも存在感を発揮している。
カテゴリー別ヒットドラマ
現代ドラマ
第1位 「ロマンスの降る街」
第2位 「烟火人家」
第3位 「歓楽家長群」
時代劇
第1位「大唐狄公案」
第2位「祈今朝」
第3位「阿麦従軍」
年代劇
第1位「南来北往」
中国でのドラマ最新情報をお伝えしています。
翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。
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