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最新台湾ドラマ|BLドラマ「奇蹟」最終回上映会、登壇キャストに会場ヒートアップ

ニュース提供元:八大テレビ(八大電視/GTV)

 「奇蹟」キャスト集合写真 

TAICCA(文化内容策進院)、エスピーオー、ビデオマーケット、楽天グループ、八大テレビ(八大電視/GTV)が共同制作したBLドラマ「奇蹟」が11月7日、最終回を迎えた。配信時刻に合わせ、台北市内の劇場では最終回特別上映会が行われ、主演のカイ・シュー(徐愷)、タロ・リン(林毓桐)、ナット・チェン(陳柏文)、ルイス・ジャン(姜典)をはじめ、特別ゲストのリアンジァー(亮哲)やボボ・ルオ(羅奕傑)が700人のファンとともに最終回を鑑賞。またオープニング曲「擁有你的明天」を歌うウェン・シーヤン(溫璽揚)とジュアン・ユーファン(莊昱凡)が生歌を披露すると、観客との大合唱となった。

ドラマ初出演のタロ・リンが、「いろいろ話してくれて、たくさんのことを教えてくれて、ありがとう。あなたは私の心の太陽です」と涙に声を詰まらせながら相方のカイ・シューに感謝を伝えると、カイ・シューは「人生は驚きの連続ですね。相手役が自分より背が高く、こんなに若いとは想像したこともなかったですが、関係を続けるのに一番大事なのは信じることだと知り、とても感動しました。たとえドラマ配信が終わっても、私たちはまた会えると信じています」と、感無量の表情で応えた。先輩のリアンジァーは「『奇蹟』を最後まで見て、密かに泣いたほど感動しました。私の撮影は中盤で終わったので後半の撮影には参加していませんが、彼らの成長は本当に素晴らしいと思います。ファンの皆さんの彼らへの支持は間違っていません」と場を盛り上げた。

カイ・シュー、タロ・リン

カイ・シュー、タロ・リン2

名残惜しさに満ちた観客の表情を見たナット・チェンは、雰囲気を切り替え「お互いを理解するまで、最初はルイス・ジャンにどう接していいのかわかりませんでした。ルイス、本当にありがとう。ずっと君の健康と幸せを祈っています。今後、もし偶然会ったら君を乗せて家まで送ります」とユーモアを交えたメッセージ。対して、相手役のルイス・ジャンが「本当のナット・チェンを知ることができてとても嬉しいです。彼は良い人であり良い俳優です。『奇蹟』最終回の後は、別々の道を歩むかもしれませんが、自分にとってナットは本当に大切な存在だと知っていてほしいです。愛してる」とラブコールを送ると、ナット・チェンは彼をしっかりと抱きしめた。

劇中、カイ・シュー、ナット・チェン、ルイス・ジャン、リアンジァーらは同じマフィア組織に所属しているが、この日は優等生のタロ・リンに入団式を体験してもらうことに。タロ・リンがゴーヤジュースと豆乳のどちらかを選ぶ二択ゲームでは、幸運の神が舞い降りて見事豆乳をチョイス。続いて、スパイシー・ヤングコーンを両端から食べ合うというお題では、参戦したいと申し出るナット・チェンとルイス・ジャンに、リアンジァーが思わず「タロの入団式では? どうして他の奴が出てくるんだ」と突っ込むシーンも。また、カットがかかるまで愛の告白をするというお題に臨むタロ・リンが、一番後ろの席に座っているカイ・シューに向かって「愛してる」と場内に響き渡る大声で叫ぶと、会場は一気にヒートアップした。

ナット・チェン、ルイス・ジャン

最後に、キャストはずっと応援してくれたファンにそれぞれ感謝の意を表した。カイ・シューは、「奇蹟」のキャストは船に乗っているようなもので、ファンのみんなの手によってその船を前に進めてもらったと表現。また「すべてが本当に不思議な感じがします。皆さんに感謝するとともに、『奇蹟』を見た後、皆さんの人生にも奇跡が起きることを願っています」と語った。ルイス・ジャンは「今日ここに立ち、皆さんに会えるとは思ってもいませんでした。自分にとって現実味がありません」と率直に心境を語り、ナット・チェンは「皆さんと一緒に最終話を見て、初めてそれぞれのシーンに対する皆さんの反応を生で感じ、本当に皆さんに愛されていると実感しました。皆さんがいてこその私たちです」と感謝を述べた。

日台合作のBLドラマ「奇蹟」は、Rakuten TVとビデオマーケット、YouTubeチャンネル「GTV DRAMA(八大劇樂部)」で全話配信中。

「奇蹟」ファンミーティング写真


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「奇蹟」メインビジュアル

日台同時配信・全話配信中
《日本》
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《台湾》
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公式Twitter:@KISEKI_DearToMe

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

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