「恋心は玉の如き」ウォレス・チョンの魅力を徹底解剖!《後編》
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
1995年の歌手デビュー以来、俳優としてもドラマ・映画で活躍、中華エンタメの第一線を走り続けるウォレス・チョン。「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」「孤高の花~General&I~」などのヒット作で日本でもファンを増やした彼の新たな代表作というべき時代劇ドラマ「恋心は玉の如き」をクローズアップして、多くの人々を虜にしてしまう彼の魅力に迫ります。
\前編「ウォレス・チョン=徐令宜にギャップ萌え!」はこちら/
後編:徐令宜&十一娘“体面夫婦”が結ばれるまでの道のり
徐令宜(じょれいぎ/扮ウォレス・チョン扮)は正室・羅元娘(らげんじょう)が亡くなると、異母妹・十一娘(じゅういちじょう/タン・ソンユン扮)を新たな正室として娶ります。これは元娘の希望で、彼女からは十一娘の“体面”を保ってあげてほしいと遺言されていました。そこで徐令宜は夫としての義務を果たさなければと考えますが、まだ若い十一娘は新婚初夜からなんだかんだと理由をつけて共寝を避け続けます。
そんな年の差カップルは中国の視聴者から“体面夫婦”の愛称がつけられて毎話リアルタイムで話題が沸騰! いつ彼女の“体面”が保たれ、2人が真に夫婦として結ばれるのかと、一喜一憂しながらなりゆきを見守る視聴者たちのコメントでにぎわいました。“体面夫婦”がたどる山あり谷ありのドキドキの恋のプロセスに注目です。
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「恋心は玉の如き」“体面夫婦”が恋のプロセス
STEP1厳格だった徐令宜が狼藉を働く!?
STEP2 徐令宜からセクシーにアピール
STEP3七夕の夜にファーストキス達成
STEP4陰謀が2人を疑心暗鬼にさせる!?
STEP5ついに訪れる“体面”の夜
COLUMNウォレスのキスシーンを越えられるのはウォレスだけ!
「恋心は玉の如き」放送情報
STEP1 厳格だった徐令宜が狼藉を働く!?
自分の部屋にいた徐令宜が突然「窓が破れた、修理を」と言い出して、何かと思えば、自分で湯のみをぶつけてわざと窓を破壊! 十一娘の部屋に押しかけていくと窓の修理に数日かかると言って強引に同居生活をスタートさせます。これまでの厳格な彼からは思いも寄らない、いたずらっ子のような大胆な行動に観ているこちらも思わずニッコリ。十一娘に恋をして少年のような表情になっている徐令宜がツボります!
STEP2 徐令宜からセクシーにアピール
十一娘は元娘の死因に疑いを持ち始め、それを調べるために共寝もまだなのにあえて妊娠しているふりをします。そんな彼女の思惑を知らない徐令宜はみんなを誤解させた彼女を諌めつつ、ここぞとばかりに「子供が欲しいのなら力になろう」と彼女を引き寄せて膝に乗せ、「夫として救おう」と言ってキスしようとするなど猛烈アピール。彼の場合、こうした振る舞いもさっぱりとして品よくセクシーなので、観ているこちらも思わず赤面!
STEP3 七夕の夜にファーストキス達成
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徐令宜は七夕のお祭りで十一娘に「生きるも死ぬも共にと誓う、手を取り共に老いん」と愛を誓い、ついにキス達成! この時、十一娘は2人の唇の間にサンザシ飴を挟んでいったんは防御しますが、徐令宜は飴をかわして「今日こそは逃さない」と言いたげな目で彼女を見つめた後、ゆっくりと唇にキスします。この時、表情としぐさはとっても優しいけれど、目には欲望と情熱を宿している徐令宜。彼の醸し出す色気に悩殺されます!
STEP4 陰謀が2人を疑心暗鬼にさせる!?
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ある陰謀によって十一娘と心がすれ違ってしまった徐令宜。自分は彼女に信じてもらえていない、互いの心が通じたと思っていたのに自分の一方的な想いだったと考えて深く傷つきます。しかも、それ以降は彼女に優しくされても、本当に愛されているのか、単なる償いのつもりなのかと、悶々と悩んでしまうことに。それでも十一娘を守るために、どこまでも自分を犠牲にする徐令宜の姿がけなげで切ないです!
STEP5 ついに訪れる“体面”の夜
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そんなある雨の晩、2人についに転機が。徐令宜が自分から離れていくのではないかと不安になった十一娘は泣きながら「行かないで、失いたくないの」と彼を部屋に引き止めます。そこで十一娘の必死の表情を見て、これまでのわだかまりを全て投げ捨てた彼は……!? 泣きそうな表情で愛おしそうに十一娘を見つめる徐令宜の感情が溢れ出るラブシーンは本作屈指の名場面。鬼リピ必至です!
COLUMN ウォレスのキスシーンを越えられるのはウォレスだけ!
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中国でも「キスシーンでドキドキさせてくれる俳優は誰?」という話題になれば必ず名前が挙がるウォレス。「マイ・サンシャイン~何以笙簫默~」では元カノヘの愛憎が爆発する壁ドンキス、「孤高の花~General&I~」ではヒロインへの愛が一気に溢れ出る抱っこキスなど、彼の臨場感たっぷりの情熱的なキスシーンの数々は視聴者を騒然とさせ、記憶に残る傑作場面として殿堂入りを果たしてきました。
もちろん、「恋心は玉の如き」でも上記の“サンザシ飴”キス、“体面”キスは大反響を呼んで、改めてウォレスのキス演技が絶賛されることに。さらに、これらのシーンを今や時代劇OSTに欠かせない美声のカウンターテナー歌手、ジョウ・シェン(周深)が歌う主題歌が盛り上げてくれるのも最高の演出です。
\CS放送女性チャンネル♪LaLa TVにて、2023年9月18日(月)放送スタート/
CS放送女性チャンネル♪LaLa TVにて、2023年9月18日(月)放送スタート
毎週月曜~金曜 20:00~21:00
https://www.lala.tv/programs/koigokoro/
中国/2021年/全45話/HD/ステレオ/字幕
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TEXT: 小酒真由子(フリーライター)
映画界・出版界での会社勤めを経てフリーライターに。アジアから欧米までドラマについて執筆しています。双葉社『韓国TVドラマガイド』にて「熱烈推薦!! 中華ドラマはこうハマる!」を連載、Cinem@rtにて「『山河令』の台詞を読み解く」「アジアドラマの処方箋」などを執筆。
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