『小説家の映画』本編映像解禁&「フィルムメーカーズ 24 ホン・サンス」発売
この度、2022 年ベルリン国際映画祭で 3 年連続 4 度目の銀熊賞受賞を果たした名匠ホン・サンス監督の日本公開最新作となる『小説家の映画』が 6 月 30 日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開中。
韓国の名匠ホン・サンス監督の長編 27 作目となる『小説家の映画』(22)は、ホン・サンス監督の公私にわたるパートナー、キム・ミニとベテラン女優イ・ヘヨンの、韓国二大女優を主演に迎え、女性アーティスト同士の幸福なめぐり合いを描いた、友愛と連帯の物語。
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いよいよ6月30日(金)に日本公開を迎えた『小説家の映画』の本編映像より、イ・ヘヨン演じる小説家ジュニとキム・ミニ演じるギルスが、心を通わせるきっかけとなるシーンが解禁となった。映像は、映画界で成功を収めたにもかかわらず、このところ出演作が途絶えていた女優ギルスに、クォン・ヘヒョ演じる映画監督ヒョジンが「もったいない。なぜ映画に出ないのか。」としつこく問いつめたのを受け、スランプに陥り、長らく執筆から遠ざかっている小説家ジュニが「何がもったいないの?自分のしたいことを楽しんで生きている人を尊重すべきよ!」と怒りにも似た強い口調でヒョジンに反発するシーン。女優ギルスが投げかけられる言葉は、パク・チャヌク監督の『お嬢さん』(16)で一躍注目を集めながらも、以後はホン・サンス監督作品のみに出演を続けるキム・ミニ自身の境遇も彷彿とさせ、ジュニがギルスに代わって映画監督を堂々と一喝するこの出来事をきっかけに、ふたりはたちまち打ち解け、ジュニはギルスを主演に短編映画を撮りたい、と予想外の提案を持ち掛ける—―。
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また本作『小説家の映画』の公開を記念して、6 月 30 日(金)より「フィルムメーカーズ 24 ホン・サンス」(発行:オムロ)が好評発売中!ホン・サンス監督作品の大ファンとして知られ、6月20日(火)に開催された本作『小説家の映画』トークイベント付き試写会にも登壇した筒井真理子が責任編集を務め、筒井真理子が加瀬亮、深田晃司、町山広美と対談、菊地成孔のエッセイから荒井晴彦へのインタビュー、佐々木敦による論考のほか30本の作品論と、「作家論」と「作品論」を網羅した、ホン・サンス監督初の特集本となる待望の一冊となっている。「フィルムメーカーズ 24 ホン・サンス」は『小説家の映画』の上映劇場を始め、書店やAmazonでも7月より発売予定。
迷いを抱えながら、人生の新たな可能性に向かって共に歩み出す女性たちの友愛と連帯を描く『小説家の映画』は、6月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次ロードショー。
2023年6月30日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽:ホン・サンス
出演:イ・へヨン、キム・ミニ、ソ・ヨンファ、パク・ミソ、クォン・ヘヒョ、チョ・ユニ、ハ・ソングク、キ・ジュボン、イ・ユンミ、キム・シハ
2022年/韓国/韓国語/92分/モノクロ・カラー/1.78:1/モノラル
原題:소설가의 영화 英題:The Novelist’s Film 字幕:根本理恵 配給:ミモザフィルムズ
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公式サイト:http://mimosafilms.com/hongsangsoo/
「韓流映画祭2023」にて、ホン・サンス監督の長編デビュー作&ソン・ガンホの長編映画デビュー作『豚が井戸に落ちた日』(96/配給:BBB)公開決定!
7月21日(金)よりシネマート新宿・シネマート心斎橋にて上映。また、『小説家の映画』半券提示で1,200円にて『豚が井戸に落ちた日』を鑑賞いただける”割引キャンペーンを実施予定。詳細は、韓流映画祭2023の公式Webページへ。
https://www.cinemart.co.jp/dc/o/hanryu-2023.html
©Lee Woo Seok, Lee Sang Seok, Hwang Yong Gap.
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