「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」あらすじ・相関図・キャスト・歴史解説
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「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」のあらすじ・相関図&キャスト・みどころをたっぷり解説! 視聴中も振り返りとして使える保存版!
「孤城閉」作品紹介・目次
1. あらすじ
2. 予告動画
3. 相関図
4. キャラクター/キャスト
5. 歴史解説:仁宗とは?
6. 「孤城閉~仁宗、その愛と大義~」みどころをたっぷり解説!
「孤城閉」あらすじ
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国の平穏を守るために尽くした北宋第4 代皇帝・仁宗と、その傍らで支え続けた皇后、それぞれの愛に生きた二人の物語。「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」「明蘭~才媛の春~」の制作陣が手掛けた歴史超大作。
若くして帝位を継承した北宋皇帝・趙禎(ちょうてい)は、生き別れとなった実母を思い心を乱す。乳母の許(きょ)氏を問いただし、実母・李蘭恵(りらんけい)の現況を聞いた趙禎は、夜中に宮中を抜け出し実母の暮らす場所へと馬を走らせる。李蘭恵は喜びに胸を震わせるが、亡き先帝を祭る雅楽の音色を耳にして、趙禎が息子ではなく皇帝であると思い知る。
(日本語字幕放送/全69話)
「孤城閉」予告動画
「孤城閉」相関図
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「孤城閉」キャラクター/キャスト
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趙禎[ちょうてい]/仁宗[じんそう]
北宋第 4 代皇帝。太后・劉娥によって朝廷の実権を握られ長年苦悩するも、やがて優れた官僚を多く輩出するなど名君として成長。一方、皇后である曹丹姝とはすれ違いが続いていく 。
CAST:ワン・カイ(王凱)
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曹丹姝 [そうたんしゅ]
趙禎の 2 人目の皇后。名門武家出身の才女。憧れを抱いていた趙禎に嫁ぐものの、妻ではなく国母としての役割を求められていることに気づき、葛藤する。
CAST:ジャン・シューイン(江疏影)
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趙徽柔[ちょうきじゅう]
趙禎と苗心禾の間に生まれた娘。幼い頃から趙禎の寵愛を受けて育つが、望まない相手との結婚が原因で国政を揺るがす一大騒動を引き起こすことに。
CAST:レン・ミン(任敏)
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梁懐吉[りょうかいきつ]
趙徽柔が幼い頃から世話係を務める宦官。上品で穏やかな性格。やがて、趙徽柔に特別な想いを抱くようになる。
CAST:ビエン・チェン(辺程)
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張妼晗[ちょうひつかん]
趙禎の寵愛を受け、傍若無人に振る舞う側室。愛情に飢えており、趙禎の存在だけが頼り。皇后である曹丹姝を敵視している。
CAST:ワン・チューラン(王楚然)
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苗心禾[びょうしんか]
趙禎の幼なじみ。成長して貴妃となり、趙徽柔を産む。趙禎の愛が、自分ではなく娘の趙徽柔に注がれていることに気づき寂しさを感じる。
CAST:シュー・リンユエ(書林獄)
監督:ジャン・カイジョウ「明蘭~才媛の春~」
脚本:ジュ・ジュ
「孤城閉」歴史解説:仁宗とは?
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北宋第4代皇帝。父・真宗の崩御に伴い、1022年に幼少で即位した。嫡母の章献明粛皇后・劉氏による垂簾聴政の期間を経て、1033年から親政を開始。 北宋の皇帝としては最長となる42年の在位期間中に、内政・外交を安定させ、政治・社会体制整備や経済発展に力を注ぐ政策を多数打ち出す。 この結果、科学技術や貨幣経済が発達し、生産力が大きく伸びたことで人口も大幅に増加。国勢が頂点を極め、この時代は「慶暦の治」と呼ばれた。歴代の統一王朝で初めて廟号に「仁」の字が用いられたことは、彼が大きな業績を残しただけでなく、徳が高く慈愛の心を持つ皇帝だったことを示している。
「孤城閉」みどころをたっぷり解説!
◆名君として成長していく皇帝と、彼を取り巻く後宮の女性たちを描く
父親の崩御で幼くして即位し北宋第4代皇帝となった趙禎(後の仁宗) は、自分を育ててくれた太后が生みの親ではなく、太后の女官が生母だったことを知る。趙禎は生母の最期の時ですら会うことが許されず、生みの親に愛情を与えられなかったことを後悔しながら成長する。そのため趙禎は、育ての親である太后にも妻たちにも、臣下や民にも愛情を持って接し、私欲を出さずに官僚たちの進言を広く受け入れる心優しい名君と慕われていた。
しかしその一方で、朝廷の実権を太后に握られ、もどかしい日々を過ごしていた。 生母の願いでもある“民の心に寄り添う慈悲深い君主” となるため政治へ没頭し改革を進める趙禎は、太后が定めた皇后を廃し、臣下が推薦する名門武家出身の曹丹姝を新たな皇后として迎え入れる。 趙禎に憧れを抱いていた丹姝は胸を躍らせながら後宮に入るが、入内当日趙禎は姿を表さず、丹姝は一人で夜を過ごす。落ち込む丹姝だったが、翌朝自ら趙禎の元に向かい、二人は初対面を果たす。趙禎は前夜の非礼をわび、少しずつ丹姝の心に近づこうとするが。
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◆不器用な愛が交差する切なくもどかしい夫婦の形
生みの母の顔を知らず父を早くに亡くした趙禎は、親からの本当の愛を知らずに孤独を感じながら成長する。若くして即位するも、朝廷での実権は太后に握られ、自分の価値を見いだせずにいた。そこに入内したのが、趙禎の 2 人目の皇后となる曹丹姝 。快活で頭の切れるじゃじゃ馬な性格だったが、趙禎に仕えるために心を殺して生きることを誓い宮中に入る。それぞれの本音を隠し、理想の君主・国母として振る舞うがあまり、心の距離が縮まらない二人。 お互いに相手を思うがあまりにすれ違ってしまう、不器用で切ない夫婦の愛が胸を締め付ける。
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◆「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」「明蘭~才媛の春~」の制作会社 × 名優ワン・カイが贈る歴史超大作!
大ヒットドラマ「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」「明蘭~才媛の春~」 などの人気作を手がける制作会社・東陽正午陽光影視有限公司が、史実を基に作られたベストセラー小説を軸に、関わる人々の“心”に焦点を当てドラマ化。中国で放送が開始されると、周到な脚本から高レベルな俳優陣の演技、見事な宋代服飾品の再現度に至るまで大きな話題を呼んだ。
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後に北宋の第4代皇帝・仁宗となる趙禎役を演じたのはワン・カイ。「琅琊榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~」の靖王役で高い評価を獲得して以来、 5 年ぶりの歴史ドラマ出演となる。 歴史上最も高い品性を備えた皇帝とされる仁宗の思慮深く温和で善良な姿だけでなく、内面の苦悩も見事に表現した。ヒロインの曹丹姝を演じるのは 、「30女の思うこと~上海女子物語~」「九州縹緲録~宿命を継ぐ者~」 など現代劇から歴史ドラマまで 幅広いジャンルで活躍するジャン・シューイン。国母として強く生きることを課された皇后がゆえの苦悩と成長を、持ち前の圧倒的な気品と繊細さで好演した。
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さらに、若手俳優たちのみずみずしい演技も見どころのひとつ。 趙禎の愛娘・ 趙徽柔役にレン・ミン 。本作での好演で高い評価を受けると、シャオ・ジャン主演のファンタジー歴史ドラマ 「玉骨遥(原題)」にヒロインとして抜擢されるなど、大きな注目を集めている。趙徽柔と心を通わせる宦官・梁懐吉役には、ビエン・チェン。 「如懿伝~紫禁城に散る宿命の王妃~ 」で乾隆帝の第 5 皇子を演じ注目されると、本作では撮影当時 15 歳とは思えない落ち着いた演技が話題を呼び、人気が急上昇した。
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◆皇帝を囲む女性たちの、愛に翻弄された3つの切ない後宮物語
朝廷での権力争いや国政が史実に基づき描かれる一方で、情緒豊かに映し出されているのが後宮で暮らす側室や娘の姿。趙禎の乳母の娘として幼い頃から趙禎を兄と慕う、長子の趙徽柔を産んだ側室の苗心禾。大胆な性格と美貌で趙禎に見染められ、寵愛を一心に受ける宮中の踊り子出身の側室・張妼晗。そして趙禎が溺愛する娘の趙徽柔の、3人の女性たちの切ない心の機微が丁寧に描かれていく。
皇帝の第一子を産んだ苗心禾だったが、趙禎の愛情が子供だけに注がれているのを実感し、仲睦まじい父娘の姿に温かくも寂しい眼差しを向ける。「自分が一番愛されている」と皇后に言い放つわがまま放題の張妼晗もまた、味方のいない後宮で生きていくために虚勢を張るしかない内情があった。そして物語の後半でストーリーの中心となる趙徽柔は、思いを寄せる人がいながらも望まぬ 政略結婚を強いられ前代未聞の大事件を起こしてしまう。皇帝の愛に翻弄された3人それぞれの物語が、より一層ドラマを盛り上げる。
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<CSベーシック初>2022年12月19日(月)より、チャンネル銀河にて放送スタート!
毎週月~金曜日 23:00~24:00(全69話)
※リピート放送:12月20日(火)スタート 月曜~金曜 9:30~10:30
《スカパー!無料放送》
12月19日(月)23:00~24:00「孤城閉~仁宗、その愛と大義~#1」
12月20日(火) 9:30~10:30「孤城閉~仁宗、その愛と大義~#1」
12月20日(火)23:00~24:00「孤城閉~仁宗、その愛と大義~#2」
12月21日(水) 9:30~10:30「孤城閉~仁宗、その愛と大義~#2」
以降放送予定は、チャンネル銀河公式サイトにてご確認ください。
https://www.ch-ginga.jp/detail/kojouhei/
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