【最新エンタメin台湾】ショウ・ルオ、ジョージ・フー、バロン・チェンら、ペットリアリティー番組「TOP DOG」に出演
リリース提供元:三立テレビ(三立電視/SET)
百聿/艾迪斯
ドラマ「華燈初上 -夜を生きる女たち-」を制作した百聿數碼が、このほどバラエティー分野に進出。台湾テレビ界の牽引的存在である三立テレビ(三立電視/SET)や、艾迪斯コミュニケーションズとタッグを組み、台湾初のリアリティーペット番組「TOP DOG」を制作中であることがわかった。
1stシーズンは、ショウ・ルオ(羅志祥)、ジョージ・フー(胡宇威)、バロン・チェン(陳楚河)、マンディー・ウェイ(魏蔓)、キミ・レン(任容萱)、シャロン・リー(李宣榕)ら愛犬家タレント6人が出演。彼らは自身の経験を生かし、捨て犬の「サポーター」的役割を担う。
百聿/艾迪斯
ペットと人は、切っても切れない関係だ。統計によると、台湾の犬猫の数は15歳以下の児童数を上回り、2021年には295万匹に達した。このうち犬を飼う人の割合が最も高い。しかし、そんな台湾でもペットに関するリアリティー番組は極めて少ない。
そんな中「TOP DOG」は、犬との交流だけでなく、捨て犬の保護を呼びかけ、ペットに対する意識向上を促す。番組最大の特徴として、出演者が各自犬を連れ帰り、予め自宅に設置されたカメラを通して犬と触れ合う普段の様子が映し出される。またドッグビヘイビアリスト(犬の行動心理カウンセラー) や栄養士の指導を通じて、犬の運動に対する正しい知識やトレーニングスキルも視聴者に理解してもらう狙いだ。
まず6人の「サポーター」が、番組内でパートナーとなる捨て犬を選ぶ段階からスタートする。犬好きとして知られるショウ・ルオは現在スタンダード・プードルを飼っているが、番組では虎柄の犬を選んだ。「家で飼っていた犬とは、生まれたときから兄弟のように一緒に育ちました」というショウは、自身を「兄弟タイプ」の飼い主だと分析する。
百聿/艾迪斯
一方ジョージ・フーは、犬を飼うにはルールと飼い主との区別が必要だという。今回「教官」のように犬を教育したジョージの犬は、確かに他の出演者の犬と比べ、より訓練の効果をあげた。
百聿/艾迪斯
バロン・チェンは、幼いころから今に至るまでたくさんの犬を飼っている。しかし、最近は仕事が忙しく良き飼い主としての務めを果たせていないと感じたため、ネットでいろいろな情報を集め、犬の「良き父親」となることを目標に掲げた。
百聿/艾迪斯
犬に噛まれたことがあるシャロン・リーは、犬が立ち上がって尻尾を振ると攻撃されると感じてしまうので、吠える犬よりも人懐っこくてお行儀の良い犬を好む。犬に対しては、時に姉であり母であり、あるいは友人、メイドのようでもあるというスタンス。1人で何役もこなすため、自身を「人格分裂タイプ」の飼い主と呼ぶ。
百聿/艾迪斯
マンディー・ウェイは典型的な「母性炸裂タイプ」の飼い主といえそうだ。数カ月前、10年飼った犬と死別したマンディーは、新たな命との出会いを求めて番組に参加した。子犬と触れ合うたび、今この瞬間のありがたみを感じられるという彼女は、家があまり広くないという理由から一番小さな犬を選んだ。抵抗力が弱い子犬のために、健康を第一に据えた接し方に母性愛が表れた。
目の見えない16歳の老犬のため、三食すべての世話をしているというキミ・レンは、「捨て犬に自分の家を見つけてあげよう」という番組コンセプトに引かれて参加した。寄り添うことが最も大切と考えるキミは、辛抱強い「姉タイプ」の飼い主といえるだろうか。
百聿/艾迪斯
いずれにしても、各出演者にとって自分がサポートする犬はかけがえのないTop Dog。現在撮影中の「TOP DOG」の放送に期待が高まる。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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