【最新ドラマin台湾】ウー・カンレン×ジョセフ・チェン共演、ルビー・リンが手掛ける「有生之年(原題)」クランクイン
ニュース提供元:TVBS
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TVBSテレビの大注目ドラマ「有生之年(原題)」(仮訳:生涯)が9月9日、クランクインした。
プロデューサーはルビー・リン(林心如)、脚本はドゥー・ジョンジャー(杜政哲)、主演はウー・カンレン(呉慷仁)と、今年のテレビ・ゴールデン・ベル・アワード(電視金鐘奨/GBA)にノミネートされている面々が集結した本作。顔を合わせるなり笑顔を隠しきれないルビー・リンは、相棒たちに「おめでとう」と声を掛け合った。ルビー・リンは「心強い制作スタッフを集めました。ウー・カンレンやジョセフ・チェン(鄭元暢)たち実力派の俳優も加わり、一緒に台湾ドラマの次代のビッグウェーブを起こせるよう頑張ります」と自信をのぞかせた。
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金鐘奨のベストパートナーともいえるルビー・リンと脚本家のドゥー・ジョンジャー。初めてコラボした「16個夏天(原題)」では金鐘奨3部門受賞を果たし、現在「華燈初上 -夜を生きる女たち-」では11部門にノミネートされている。「有生之年」で3度目のタッグを組む気心の知れた二人に加え、今回はさらに「斯卡羅(原題)」で助演男優賞にノミネートされている金鐘奨の常連ウー・カンレンも参戦する。
恋人のシャオ・ユーウェイ(邵雨薇)とのタイ旅行から帰国したばかりで、全身真っ黒に日焼けしたウー・カンレンは、出演の決め手について「第一にジョンジャーさんの脚本、それからシュー・ジャオレン(許肇任)監督です。家族ドラマを演じてみたかったというのもあります。今回の役柄は、自分の年齢では解釈しやすいので、余裕を持って演じられると思います」と明かした。
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今回プロデューサーの役割に専念するルビー・リンは、御用達の脚本家ドゥー・ジョンジャーが以前TVBSドラマ「酸甜之味(原題)」で共に仕事をしたことのあるシュー・ジャオレンを監督に抜擢。「酸甜之味」は2017年の金鐘奨で最優秀長編ドラマ監督賞と最優秀長編ドラマ脚本賞を受賞している。ドゥー・ジョンジャーは、監督とは前作で互いに信頼関係を築いているので、今回の制作過程では滞ることなく、クライマックスシーンでの設定や映像の演出など、細かい打ち合わせを重ねたと話した。
2020年に制作チームのメンバーが決まったものの、家族関係を主軸とした本作の準備には2年以上費やしたという。ノミネートの喜びに浸る一方、「有生之年」の制作に多忙な日々をおくるルビー・リンは、視聴者との距離を縮め心に響かせるため 「人生は大変すぎるので、少し軽めの切り口にできたらと思っています」と話した。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。
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