Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

【最新ドラマin台湾】コメディドラマ「門當互懟愛上你(原題)」、元SpeXial サイモン・リエンが本格的なコメディ作品に初挑戦!

ニュース提供元:三立テレビ(三立電視/SET)

 「門當互懟愛上你(原題)」写真1

あるコミュニティでの奇妙な出来事を描くコメディドラマ「門當互懟愛上你(原題)」が、8月29日より台湾の三立都会テレビ(三立都会電視/SET)と中華テレビ(中華電視/CTS)で放送を開始する。

本作で元SpeXialのメンバー、サイモン・リエン(連晨翔)が、本格的なコメディ作品に初挑戦。IQの高い優等生でありながら、EQは低く人付き合いが苦手という李宇軒役を演じる。編み物をしたり、羊毛フェルトを作ったりもお手のものという、これまでのドラマとは異なるタイプの主人公だ。

「門當互懟愛上你(原題)」写真2

編み物を習得するため専門の先生に習ったサイモンは、「編み物は一見楽そうですが、やってみると本当に難しい。どの仕事も専門性があり、その違いは大きいです」と話した。男性が編み物をすると「女々しい」というイメージを持たれがちだが、サイモンはそんな固定観念を否定。ファッションデザイナーには男性が多いし、2020年東京オリンピックの男子シンクロ高飛び込みの金メダリスト、トーマス・デーリーに至っては、競技会場で編み物するばかりか自分のブランドまで持っていると例を挙げた。また「子どものころ、紫色が好きなことを笑われたけど今でも好きです。好みや趣味は人それぞれなので、誰かに揶揄されても変わるものではありません」と、自身の経験を交えて考えを示した。

手先が器用なサイモンは、幼いころ犬の形をした手作りの陶器を父親の誕生日にプレゼントしたり、彼女に手作りのカードを送ったりしたことがあるそうだ。今回演じる李宇軒の部屋にさまざまな羊毛フェルトが並んでいるため、再び手芸欲を刺激されたという。

「門當互懟愛上你(原題)」写真3

また、今の時代はとても便利でどんな物でも買えるので、手作りのものをもらうととても感動すると話す。相手の思いもダイレクトに感じられるし、芸能界に入ってからは、カード、手編みのマフラー、手作りフォトフレームなどファンからたくさんのプレゼントを受け取った。情の深いサイモンは、そうした贈り物はほとんど取ってあるとし、自分は口下手だが、自分なりの気遣いや愛情の示し方があると微笑んだ。また裁縫は苦手なものの、実家で料理をするのは基本男性だったため、自身も料理が得意なことを明かした。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP