【最新ドラマin台湾】アーロン、三立の連続ドラマ「一家団圓(原題)」に特別出演
ニュース提供元:三立テレビ(三立電視/SET)
三立テレビ(三立電視/SET)の「台八」こと夜8時枠の台湾語連続ドラマ「一家団圓(原題)」に、接触冷感ウェアのイメージキャラクターを務めるアーロン(炎亜綸)が特別出演を果たした。これに対し「三立と和解した」と報道するメディアもあったが、アーロンは「元々何も問題はありません。誰もが変化の途上にあり、私もその中の一人です」と、5年来の不仲説を一蹴した。
アーロンは、チェン・グァンリン(陳冠霖)とロン・ユーシェン(龍語申)演じる兄弟オーナーが経営する衣料品ブランドのイメージキャラクターに本人役として登場。初出演となる台八ドラマで全編台湾語に挑戦した。事前に子役のワン・ヨウチエン(王宥謙)に台湾語を習い、撮影に臨んだという。アーロンの大ファンだったワン・ヨウチエンは、自身の撮影がない日にも現場に足を運び、憧れのアーロンに台湾語を指導した。また撮影が終わるのを待ち、LINEを交換したり一緒にゲームをしたりしたそうだ。
一方、わざわざアーロンに会いに来るなど、少女のような振る舞いを見せたキャストの一人のミアオ・コーリー(苗可麗)は、「前にアーロンの番組に出演して、彼のファンになったんです」と明かした。対するアーロンも、コーリーが20年前に出演していた台八の大人気ドラマ「台灣霹靂火」を見ており、今隣に座っているなんて信じられないと共演への喜びを示した。これまでもFacebookでは互いに「バーチャル告白」していたという二人だが、直接対面が叶いアーロンはコーリーにラブソングをプレゼント。コーリーは歌詞が曖昧すぎるとダメ出しをしつつも「また歌ってくれるなら何でもします!」と宣言し、娘の卒業時にわざわざお祝いメッセージを送ってくれたことなど、アーロンの温かい心遣いについても触れた。
機知に富んだ発言や頭の回転が速いイメージが定着しているアーロンだが、Facebook上でのファンとのやり取りを見たコーリーも「どうしてあんなに早くリアクションできるのでしょうか」と、その迅速な対応を絶賛。アーロンは、学生時代に同級生から口げんかのときの話し方が台八ドラマみたいだと言われて驚いたと明かした。そこで二人は、アーロンの台湾語力を測るために、罵るときの定番のせりふを現場で披露。「イケメンとの演技は楽しいです」とコーリーは満足そうに笑った。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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