Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

最新中国ドラマ|チャオ・リーイン主演の現代ドラマ「野蛮生長(原題)」に期待が集まる理由

引用元:wechat 德塔文科技 公式アカウント:「德塔文影视观察」
記事タイトル:「赵丽颖《野蛮生长》主创质感双给力|待播剧数据先鉴」


  

中国での市場分析を展開する影視観察(datawin)は5月25日付けのニュースで、放送待機中のお勧め作品として、チャオ・リーイン(趙麗穎)主演の現代ドラマ「野蛮生長(原題)」のデータ分析と解説などを発表した。

小説「不得往生(原題)」を原作とするこのドラマは、1990年代の鉄鋼業界で、独自のビジョンと勇気をもって起業しビジネスを成功させた実業家・許半夏を描いた物語。出演は主演のチャオ・リーインのほか、オウ・ハオ(欧豪)、レン・ジョン(任重)、ワン・ジンソン(王勁松)など、魅力的なキャストが揃う。

今回このドラマが一推し作品として取り上げられたのは、チャオ・リーインの人気の高さに加えて、原作者、監督など制作陣の強さが特出していたため。原作者の阿耐は、「歓楽頌(原題)」「大江大河(原題)」など小説作品がドラマ化され、いずれも高評価を獲得している人気作家。そして監督、脚本を担当したフー・ドンユー(傅東育)は、「破氷行動 ~ドラッグ・ウォーズ~」「少林問道」といった人気ドラマを手掛けたヒットメーカーで、幅広い視聴者層に向けた作品作りが大いに期待されている。

データ上でも、テーマ性の強さと制作陣の充実度が読み取れる数値結果となり、市場からの期待値も高いようだ。ドラマの売りとしては、職業ドラマの面白さと共に、スカッとした気分も味わえる「爽劇」の魅力があるそう。チャオ・リーインがどんなビジネスパーソンを演じてくれるのか、とても楽しみな作品だ。

翻訳・編集:島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』(キネマ旬報社)『見るべき中国時代劇ドラマ』(ぴあ株式会社)『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』(コスミック出版)などにも執筆しています。

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP