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溺愛系BLドラマ「正負之間~Plus & Minus」、オンライン記者会見で劇中のラブラブシーンを再現


今春大いに注目されているオリジナル脚本の台湾BLドラマ「正負之間~Plus & Minus」のオンライン記者会見が、4月13日に行われた。

会見には、本作のプロデューサーおよび日本サイドの投資代表であるアニタ・ソン(宋鎵琳)と総監督のジアン・ビンチェン(姜秉辰)をはじめ、キャストのマックス・リン(林上豪)、ハオ・シー(石承鎬)、キレイ・チェン(鄭齊磊)、マット・リー(李見騰)、リン・イーシン(林逸欣)、アイ・ユーファン(艾雨帆)らが出席。アニタ・ソンは「今回CATCHPLAYとのコラボレーションが実現したおかげで、台湾のオリジナルドラマがより充実し、台湾発のBLドラマが世界に普及していきます」と、感謝と喜びの意を述べた。

 

マックス・リンは「本作で初めてBLドラマに挑戦しました。1話目からキスシーンがあるので、皆さんぜひ今週金曜日の初回放送をご覧ください!」とコメント。BLドラマにまだ慣れないというハオ・シーは、「あまりにキスシーンが多い脚本なので、撮影も後半になると、監督から僕とマックスのキスはもう勘弁してくれと言われました」と、はにかんだ。


「正負之間~Plus & Minus」第1話より

一方マット・リーは「共演者が現場で真剣に取り組む姿に、本当に感動しました。素晴らしいキャストとプロフェッショナルな制作チームがタッグを組んだ本作は、皆さんの期待を裏切らないはずです」と太鼓判を押した。BLドラマ初出演というキレイ・チェンは、「相棒のマットに感謝です。撮影中は本当に多くのことを学びました。初めてのBLドラマでこんなに真心溢れる制作チームに出会えたことは忘れられません。クランクアップのときは、みんなと離れがたくて現場で大泣きしてしまいました」と明かした。

台湾BLドラマ史上、キスシーン最多記録を打ち立てた「正負之間~Plus & Minus」は、新たに最長記者会見の記録更新に挑むべく、壁ドンやハグ、キスしそうなほどの密着など、劇中のカップル2組がロマンチックなシーンを再現。ファンからは「もうラブラブ」、「配信がすごく楽しみ」などの声が上がった。

また、会見では同日公開された90秒の予告映像も映し出された。制服姿の高校生「鄭傅CP(チェンフーcp)」の間で交わされる言葉「俺はお前のそばにいるからな」というシーンに続くのは、切ない表情で「クソ、何が兄弟だ!」と捨て台詞を放って立ち去るマックス。20年来の二人の関係はただの兄弟愛か、それとも愛情に変わっていくのか……。

もう1組の「加簡CP(ジャジェンcp)」は、昼と夜の運命的な交錯により、誤って互いの人生に入り込んでしまう。「そう簡単に忘れられるはずない」というシーンからは、両者の関係が大きな試練を迎えていることをうかがわせる。

兄弟関係が徐々に恋愛に変化していく二人をきっかけに、交錯するもう一つの運命的な出会い。4人の絡み合う運命が繰り広げる愛と友情の分岐点、2組に芽生えるロマンチックな恋が描かれる「正負之間~Plus & Minus」は、今週金曜15日の台湾正午(日本時間午後1時)より、初回2話分が日台同時配信される。日本の視聴プラットフォームはRakuten TVとVideo Market。最新情報はこちらをチェック!

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翻訳:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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