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【最新ドラマin台湾】「親愛壞蛋(原題)」クランクアップの打ち上げで、ウェン・シェンハオ「今度はソニア・スイに浮気する役を演じてほしい」

ニュース提供元:TVBS

  「親愛壞蛋」クランクアップ1
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3月24日、TVBSのハイペックドラマ「親愛壞蛋(原題)」(仮訳:親愛と悪意)のクランクアップ・パーティーが開かれ、ソニア・スイ(隋棠)、ウェン・シェンハオ(温昇豪)、ジューン・ツァイ(六月)、シュウ・ジエカイ(修杰楷)、シエ・ユージー(謝雨芝)、リン・フイミン(林暉閔)ら出演者が一堂に会した。

ソニアとシェンハオは、「結婚って、幸せですか」以来、4度目の共演となる。シェンハオは「ソニアは真面目すぎるんです。今度は彼女が浮気する役を演じて、私が『結婚って、幸せですか』から着せられ続けている汚名を実感してもらいたいです」と冗談を飛ばしつつ、「ソニアがいつも自分を信頼してくれて嬉しい。彼女は妹のような存在です」と、ソニアとの良好な関係を示した。ソニアは「今回はこれまでと違い、夫婦間の衝突はなく、協力し合う家庭です。できるだけ彼につられて吹き出さないようにすれば大丈夫でした」と話した。

「親愛壞蛋」クランクアップ2
TVBS

一方、ソニアの天敵を演じるジューンのプレッシャーは相当だったようだ。以前、モデル体型のソニアと共演するにあたり、短期間に5キロ痩せたことを明かしたジューンだが、今回ソニアに再会すると知った途端、さらに1キロ体重が落ちたと告白。「タンタン(ソニア)、あなたが太ったのは久しく見ていないわ。私たち、頻繁に会いましょう」と笑った。するとソニアは「さっき手羽先6本食べたのは誰ですか?」とすかさず突っ込み、会場を笑わせるシーンも。また「ジューンは面倒見が良すぎる人。ドラマでは厳格な役ですが、彼女がいると現場が楽しくなるんです」と、ジューンと離れがたい心境も明かした。

グルメ旅番組「食尚玩家」の司会者も務めるユージーは、制作チームが用意してくれた賄い料理が恋しいそう。2カ月ぶりの再会となった出演陣たちはおしゃべりが止まらない様子で、場は楽しい雰囲気に満ちた。そんな皆の名残惜しさを代弁するように、ジエカイからは「監督、あと10話分書き足してくれませんか」とのリクエストも飛び出した。

仮面夫婦ジューンとジエカイ二人の、反抗期の子どもを演じるのはフイミン。早朝5時半にクランクアップしたフイミンは、7時半から別のドラマ撮影があったため、たった1時間で役を切り替えたと明かした。

「親愛壞蛋」クランクアップ3
TVBS

一方、同日にクランクアップしたジューンは、一旦自宅に戻り、子どもを学校へ送ったという。ジエカイはそんな彼女をいい母親だと褒める一方で、ジューンからの電話に出るのが怖くなったと暴露。撮影が終わるとジューンはいつもみんなを誘って食事に行くのだが、あるとき午前3時まで続いたことが理由だという。

ジューンは「自分がこんなに体力あるとは思いませんでした。何時に寝ようと、毎朝7時に起きます」と話し、自らを長寿命電池だと称した。記者から、クランクアップ後はジューンの誘いから逃れられたか尋ねられたジエカイは、「携帯番号はもう20年同じですから、彼女からは逃げられません」と笑った。

「親愛壞蛋」クランクアップ4
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「親愛壞蛋」は、それぞれの登場人物がぶつかり合い、リアルな人間性、崩壊する人間模様のコントラストや葛藤が映し出される。2022年話題のドラマ「親愛壞蛋」に乞うご期待。

翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。

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