【最新エンタメin台湾】男神降臨! チェン・ボーリンとリウ・グアンティン、リアリティートーク番組で意外な素顔を暴露
ニュース提供元:PTS台湾公共テレビ(公視)
映画『詭扯(原題)』(Treat or Trick)のプロモーションのため、チェン・ボーリン(陳柏霖)とリウ・グアンティン(劉冠廷)がリアリティートーク番組「36題愛上你」(仮訳:恋に落ちる36の質問)に出演。二人の男神がスタジオに現れると、客席から歓声が沸き起こった。
「ステージに立つ5人のうち、3人がイケメンね」という司会者サンディ・ウー(呉姍儒)の言葉にテンションが上がったアーロン(炎亞綸)は、一歩前に出てゲストのグアンティンと同じソファーに座った。するともう一人の司会者ジェシー・タン(唐綺陽)も「あなたたち、まるでボーイズユニットね」と盛り上げた。
ゲストの意外な面が明かされるのも番組の醍醐味の一つ。ボーリンは、他人の服と一緒に洗われるクリーニングに慣れないという理由から、出張時はアシスタントに洗剤やおしゃれ着用洗剤などを準備してもらうと明かした。もし撮影のように出張が長いときは「自分で服を洗う。むしろ服10枚と下着10枚を持参する」との潔癖ぶりを披露。観客から驚きの声が上がる一方、アーロンも「さっき歩いてきたとき、一番いい匂いがしたのはボーリン」と話した。
新しいことに挑戦するのが好きなボーリンは、『詭扯』ではコミカルな演技を見せただけでなく、音楽プロデューサーにも志願。「大好きな坂本龍一さんに近づきたい」と話した。元々創作への意欲はあったが、『詭扯』では想像以上に多くのシーンでBGMが必要だったとか。そのため映画のプロットを調べたり、繰り返し映画を見たりと下準備も大変で、「この作品がこれまでで一番何度も見た映画」と笑った。最終的に3人の友人と協力して完成させたサウンドトラックは、「何度も映画を見て、俳優の細部まで読み込んだものを音符に変えた」と胸を張る。「映画を見るとき、サウンドトラックも一緒に楽しんでほしい」とアピールした。
また、新型コロナウイルス感染症拡大前は、片時も腰を落ち着けることなく毎年十数都市を飛び回っていたというボーリンは、番組で「ワンピース」の称号を与えられた。現在は俳優業のほか、映画会社を起こすなどサイドビジネスにも積極的に携わっている。「俳優業は退屈?」とのサンディの質問に、「副業は疲れるけど、まだ演じたことがない職業だから、実際にやってみたかった。実はサウンドトラックを作るときも役を演じていたような感じ」と答えた。ボーリンは仕事を切り替えることで「別の役になりきって、多くの可能性を広げ、もっと多くのことをしたい」との考えを明かした。
一方、「植劇場」シリーズで見出された後キャリアが花開き、近年は数多くの映画やドラマに出演しているグアンティンは、ファンに「冠廷宇宙」と呼ばれている。ジェシーはそうした現状について「最近あなたが出ていない作品はない。もしあったら、その映画は失格ね」と補足。軽口好きなグアンティンが「それまで積み上げたものが、たまたま同じ時期に世に出ただけ。 悪い例えをするなら、たまった宿便が一気に出た感じ」と答えると会場は大爆笑、アーロンも「その例えはひどすぎる!」と思わず吹き出した。一方、サンディは「じゃあ野菜を多めに食べるといい。スムーズに出るから」と、寒いジョークにきっちり返答した。
そんなグアンティンの行動は時に普通の人と異なるため、アシスタントには「宇宙人」と呼ばれているという。その発端となったのが「プロモーション神秘的事件」。グアンティンがプロモーション活動で南部に向かった際、なんと電鍋を持参したという。南部出身のグアンティンは、母親に電鍋を返すためだったとし、「当時は送るという選択肢をまったく思いつかなかった」と、一連の行為について弁明した。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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