Cinem@rt エスピーオーが運営するアジアカルチャーメディア

セット製作費2億円!『スティール・レイン』リアリティを追及した原子力潜水艦「白頭号」のウラ話

韓国公開7日連続ボックスオフィスNo.1大ヒットを樹立! チョン・ウソン × クァク・ドウォン × ユ・ヨンソクが大激突!!  大ヒット映画『弁護人』のヤン・ウソク監督が放つ、緊迫と迫真の軍事エンターテインメント超大作『スティール・レイン』が、12月3日(金)よりシネマート新宿ほか全国ロードショー。

本作の韓・朝・米の首脳三人が監禁された原子力潜水艦「白頭号」のリアルな映像は、美術監督ヤン・ホンサムによって作られている。ヤンは1999年の韓国初の潜水艦映画『ユリョン』に特殊効果スタッフとして参加し、本作ではその時の経験を細部にわたりパワーアップさせ、迫力満点のリアルな映像を生み出すことに成功した。

また、「白頭号」のリアルなセットは、「北朝鮮ならば、ロシアの潜水艦をモチーフに自主的な変形を加えて作ったであろう」という前提のもと、セット製作だけで丸々2ヶ月が掛けられ、潜水艇のセットだけで約20億ウォン(=約2億円)の予算が費やされた。さらにセットの各種デバイスや内部デザインを原子力潜水艦の機能に見合ったものとするため、実際に韓国海軍に服務していたキム・ヨンウ前艦長が監修にあたり、プリプロダクションから撮影中も現場に常駐しながら、詳細にわたって正確なアドバイスを与え撮影が進められた。

そのアドバイスは潜水艦の構造のみならず、乗組員役の俳優たちの行動やライフスタイルにまでおよび、ヨンウ艦長が「全員、今すぐにでも潜水艦乗組員として服務がこなせるほどだ」と合格点が与えられるほどの完成度の高さとなった。そんなリアリティをとことん追求した「白頭号」での圧巻の映像をぜひスクリーンで!

映画『スティール・レイン』は12月3日(金)より全国ロードショー。


『スティール・レイン』
12月3日(金) より シネマート新宿ほか全国ロードショー

<ストーリー>
全世界が注目する「平和協定締結」に向け、韓国大統領ハン、北朝鮮委員長チョ、アメリカ大統領スムートによる首脳会談が北朝鮮で開催された。米朝間の意見が割れるなか、核兵器放棄と国交正常化に強く反対する北朝鮮の護衛司令部パク総局長による軍事クーデターが突如勃発し、三首脳は弾道ミサイルを搭載した原子力潜水艦「白頭号」に拉致監禁されてしまう。今にも核戦争に発展しうる緊迫状態のなか、国家の威信と野心をかけた者たちの思惑が交戦し、逃げ場のない潜水艦は戦場さながらの激闘へと突入していく─!!

監督/脚本:ヤン・ウソク『弁護人』『鋼鉄の雨』
撮影:キム・テソン 
照明:ソン・ジェホ 
美術:ヤン・ホンサム 
音楽:キム・テソン

出演:
チョン・ウソン『藁にもすがる獣たち』
クァク・ドウォン『KCIA 南山の部長たち』
ユ・ヨンソク『愛を歌う花』
アンガス・マクファーデン『ソウ4』

2020年/韓国/韓国語/132分/スコープサイズ/5.1ch/英題:Steel Rain 2:Summit(原題:강철비2: 정상회담) 
配給:ハーク、配給協力:EACH TIME
© 2020 YWORKS ENTERTAINMENT & LOTTE ENTERTAINMENT & STUDIO GENIUS WOOJEUNG All Rights Reserved.

記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!

TOP