【新作ドラマin台湾】猫の妖と人間の禁断の恋? レイ・チャン主演のロマンチック・ラブコメディ「我的老闆是隻猫(邦題:私のボスはネコ!?)」
ニュース提供元:七十六号原子
監督のジャン・ルイジー(姜瑞智)、脚本家のリン・ペイユー(林珮瑜)ら金鐘奨受賞の制作陣が、台湾初の溺愛系ファンタジー・ミニドラマ「我的老闆是隻猫(原題)」(邦題:私のボスはネコ!?)を手掛ける。
猫の妖が、幼いころ命を救ってくれた蒋可淇(ジアン・コーチー)に恩返しをするため、傲慢社長の雷昊陽(レイ・ハオヤン)に化け、犬の妖とともに人間界に留まるというストーリー。
蒋可淇は、自分の花嫁姿を見たいという祖父の願いを叶えるため、積極的にお見合いに参加するが、それに腹を立てた雷昊陽は蒋可淇に恋をしていることに気づく。しかし、妖と人、猫と人の間にある隔たりによって、芽生えたばかりの二人の純愛は試練に阻まれ……。
出演者は、レイ・チャン(張睿家)、ヴェラ・イェン(厳正嵐)、リチャード・リー(李齊)﹑ソニア・ユエン(袁子芸)、ゲイリー・タン (唐振剛)、スン・チン(孫情)ら、いずれも美男美女揃い。
レイは、これまでの爽やかなイメージから脱却し、気まぐれで毒舌、冷徹な仕事人間の雷昊陽を演じる。実生活で猫を4匹飼っている猫好きのレイは、猫の習性をよく知っているため、自分の猫の行動を役柄に取り入れたという。
レイは「猫にはいろいろな個性がある。でも感情の起伏があまりないので、雷昊陽を演じたとき、リズムやリアクションが面白くてかわいいと感じられるシーンがいくつかあった。それはこの作品の面白さであり魅力でもあるので、猫を飼っている方に共感してもらえたら嬉しい」と笑った。
また、あるデートシーンでは、レイが猫の顎を撫でるしぐさをヴェラに教え、「猫はこれが大好きなんだよ!」と目を輝かせたそうだ。レイ自身は撫でられる猫の表情をリアルに真似て、人間と猫のシーンの細部に面白みを加えた。
マーケティングの責任者・蒋可淇を演じたヴェラは、「外見の印象からかわいいイメージを持たれることが多いが、今回は有能で女らしい女性を表現するため、メイクや衣装、演技に力を入れた」と話した。しかし、雷昊陽とのシーンでは恋愛の甘さも出さなくてはならず、二重の課題となったそうだ。
監督は「東洋的なファンタジーと現代的な世界観、そして溺愛ロマンス、この3つの要素がぶつかり合って新たな化学反応を起こした」と話す。溺愛癒やし系ファンタジードラマ「我的老闆是隻猫」(全7話)は、7月16日午前0時よりmyVideoで独占配信される。初回のみ3話配信、以降は毎週金曜同時刻に2話ずつ配信予定。
※編集部加筆2022.2.8
「我的老闆是隻猫」は邦題「私のボスはネコ!?」として、RakutenTVにて配信中。
翻訳・編集:二瓶里美
編集者、ライター。2014年より台湾在住。中華圏のエンターテインメント誌、旅行情報誌、中国語教材などの執筆・編集に携わる。2020年5月、張克柔(字幕翻訳家・通訳者)との共著『日本人が知りたい台湾人の当たり前 台湾華語リーディング』(三修社)を上梓。2017年4月より、ラジオ番組「Asian Breeze」では台湾の現地情報を発信するコーナーを担当中。
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