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【インタビュー】「殿下攻略」タン・シャオティエン 後編 “僕が何を忘れたとしても、私たちは愛し合う” 

時代劇×乙女ゲーム?!胸キュンドキドキなラブ時代劇「殿下攻略~恋の天下取り~」が現在セル&レンタルDVD好評リリース中。本作で、人気ミュージシャンの涂思熠(トゥー・スーイー)とゲームに閉じ込められてしまい記憶を失くした第三王子・涂思熠(としゆう)の1人2役を演じたタン・シャオティエンさんに、本作について話を訊きました。


― タン・シャオティエンさんにとって、「殿下攻略~恋の天下取り~」での一番印象に残っているシーンまたはセリフはどれですか?その理由も教えてください。

タン・シャオティエンさん(以下、タン・シャオティエン) 「あなたが誰であろうが、時がいつであろうが、何か起こったとしても、僕が何を忘れたとしても、私たちは愛し合う」この告白がとてもロマンチックで印象に残っています。時間や空間などに縛られずに、結局私たちは愛し合う、というとてもパワフルなセリフで、本作のテーマでもあります。


― 本作はドキドキするシーンも多数ありますが、タン・シャオティエンさんの思う1番キュンとすると思うシーンを教えてください。

タン・シャオティエン 日本語の「キュン」とは、ロマンチックということですよね(笑)。

一番好きなシーンは、林錚錚に怒られた涂思熠が湖に灯籠を流して謝るシーンです。彼は林錚錚と現代で過ごした記憶を失っていましたが、あの時に彼はもう一度林錚錚を愛すると決めます。

二人は誤解から喧嘩してしまったので、涂思熠は謝りの言葉を灯籠に書いて、林錚錚の目の前に流したというシーンでした。古代版WeChatでメッセージを送ったみたいな感じで、恋愛には不器用な涂思熠ですが、ロマンチックなことをしようとした時は結構上手ですよ。

     


― 本作では、涂思熠は琴、舞踊、歌唱の技術を駆使した音楽の天才というキャラクターですが、もともと音楽の経験はありましたか?また音楽の天才を演じるために、どのような事前準備をされましたか?

タン・シャオティエン 僕は音楽の経験があまりなくて、音楽と言えばカラオケに行くぐらいしかなかったんです。このキャラクターを演じるために、僕は撮影開始する前にギター、古琴、歌唱と舞踊の訓練を受けました。

本作の製作チームからのありがたい信頼も頂いて、劇中の3曲を歌わせて頂きました。オープニングと挿入歌で僕の歌声が聞けますよ。


― 日本の視聴者に、「殿下攻略~恋の天下取り~」の鑑賞ポイントがあれば教えてください。

タン・シャオティエン 本作は最初から最後まで笑えるけど、切なさやラブラブな展開もあるストレス発散になるドラマです!


― タン・シャオティエンさんご自身についてもお伺いさせてください。タン・シャオティエンさんが俳優になったきっかけを教えてください。

タン・シャオティエン 僕はモデルから俳優に転身しました。最初はあるリアリティ番組に参加したきっかけで皆さんに知って頂いて、その後ドラマの制作チームからキャスティングのオファーを頂きました。

僕は自分が俳優になるなんて思ってもいなかったし、最初は身長が高すぎるうえに演技学校出身ではないので、うまくいきませんでした。ですが僕はとてもラッキーで、チャンスをくれる方と真剣に演技を教えてくれる監督にたくさん出会うことができました。


― モデルとしても活躍されていたタン・シャオティエンさんですが、演じる際に、モデルとしての経験が活きていると思う瞬間はどんなときですか?

タン・シャオティエン モデルの経験があったおかげで、僕はカメラに慣れていて最初からあまり緊張はしませんでした。また、性格が割と明るいので自分を解放することはうまくいっています。

俳優業を始めたばかりの時に、モデルは演技ができないとか外見が賢くないとか身長が高すぎるとか、そういう声もたくさんあったので、僕は自分に近いキャラクターから始めて実践しながら演技を学んでいました。それによって自分の足りないところを見つけて、先生に教えて頂いて実力を上げていきました。


― 今まで出演した作品の中で、印象に残っている作品はなんですか?その理由も教えてください。

タン・シャオティエン 僕が出演した作品はまだ多くありませんが、ジャンルは様々です。「殿下攻略~恋の天下取り~」以外にも、「動物管理局(原題)」も僕の印象に残っている作品です。本作は動物と人間が同じ世界に生きている物語で、幾つものストーリーで構成されています。コメディですが、実は人生の道理と社会の現状を描いている暖かい作品です。


― タン・シャオティエンさんが、仕事で幸せを感じる瞬間、日常生活の中で幸せを感じる瞬間は、それぞれどんなときですか?

タン・シャオティエン 仕事では自分の作品を観るときですね。自分の努力が客観的に表現されて、撮影現場で感じた感覚と違い、視聴者の立場で完全に物語に入り込むことができます。

日常生活では完全にリラックスしているときです。僕は旅行が好きで、昔は海に行って何もせず一日中横になるのが一番好きでしたが、今は違う景色が見られるところに行きたいです。


― これからの目標を教えてください。

タン・シャオティエン 俳優の道をもっと穏やかにしっかりと歩いていきたいと思っているので、もっと違うジャンルの作品やキャラクターも演じてみたいです。


― 最後に、これから「殿下攻略~恋の天下取り~」を見る日本のファンに、タン・シャオティエンさんが思う本作の見どころとメッセージをお願いします。

タン・シャオティエン 日本の皆さん、こんにちは!僕が主演するドラマが日本の皆さんに見て頂けるのはとても嬉しいです。僕は日本が大好きで、休みの時によくショッピングとかで訪れています。それでもまだ日本の行ってみたいところがいっぱいあります。コロナが終息したら、日本の街で偶然出会うかもしれませんよ!みなさんもどうぞお元気で!


<前編:僕はあそこまで天然ボケじゃないです(笑) はこちら>


「殿下攻略~恋の天下取り~」
◎DVD-BOX1:発売中 / BOX2:5.7発売(各12,000円+税)  
◎DVDレンタル 順次好評リリース中
◎各社動画配信サービスにて順次配信中


発売・販売元:エスピーオー

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