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記事タイトル：「探讨“原生友情”聚焦Z世代“友情观”，《恰好是少年》定档4.11」

「創造営2021」が大人気となり、今、熱い視線が注がれる中国のバラエティ番組。その中で、“友情”を切り口に制作された旅番組の「恰好是少年（原題）」が話題となっている。

4月11日よりTencent Videoで放送開始となった「恰好是少年」は、ドン・ズージェン（董子健）、リウ・ハオラン（劉昊然）、ワン・ジュンカイ（王俊凱）の3人が共に旅をする姿をカメラに収めたロードムービー的なリアリティショーで、彼らの自由気ままな様子や、気の合う友達同士の仲の良さ、そして旅の素晴らしさなどが写しだされていく。

1台の車に乗り込んで、四川省西部、雲南省、海南省の3つのルートを3人の仲間で旅をする…… そんな彼らの進む道のりは、自由気ままな解放感で満ち溢れている。

4月2日に上海で行われた番組の記者会見に出席した3人は、旅先のポストカードの画面を見ながら、それぞれの旅での思い出や心に残ったエピソードなどを披露した。

この旅のキーワードは“自由”。ドライブ旅行で、計画は3人にお任せ、制限も規則もない。そんな100％カジュアルな旅の方法は、彼らをとても高揚させたようだ。

「僕たちはなんでも好きなようにできたし、監督たちも思うままに撮りたい場面を撮った」と撮影の様子を語ったリウ・ハオラン。「四川省西部の最初の場所から次の雲南省までは、当初ディレクターチームは飛行機でそこに行くことを予定していたのですが、13時間運転すれば到着するってことがわかって、結局、僕らはその行程を車で旅することになって。ほんと、自由だよね」と、過酷な舞台裏もあわせて暴露した。

総監督の胡明は、彼らの旅が始まる時点で、この番組を“究極のリアリティショー”として制作することを決めており、出演者の視点から旅の物語を記録させるために、モバイルカメラを持たせた。制作側である第三者からの視点と、当事者の視点からの世界が絡み合うと、出演者が他の人達と同じように、普通に旅行をしている感覚を視聴者にも感じさせることができ、それはとてもこの番組においては貴重な演出となっている。

胡明は「この番組を観て、ぜひ皆さんに、旅はとても美しく若者たちがとても輝かしいこと、そして友達が側にいることが本当に素晴らしいということを感じてもらいたいです」と番組の魅力について語った。

総監督の胡明

会場では番組の主題曲「Forever Young」の音源も正式に発表された。

この曲は、人気歌手、樸樹の人気シングルのカバーで、ドン・ズージェン、リウ・ハオラン、ワン・ジュンカイの3人が歌唱を担当している。心を解き放つ3人の声と、自由でシンプルメロディーが相まって、広大な世界を自由に歩き回る若者たちの視覚を解き放ち、旅の風情を盛り上げている。

友情に焦点を当てたリアリティ番組としては最大の見どころは、旅を通じて、3人の仲の良さが見えてくるところ。

長く友人関係を培ってきた彼らは、まさに心の通じ合う最強の3人組で、旅においてもそれぞれの役割がある。ドン・ズージェンは自分自身を穏やかな「ベテランドライバー」と見なし、リウ・ハオランは「音楽監督」、ワン・ジュンカイは「睡眠担当」となって、夜4時間、車中で4時間寝ると宣言した。

番組内では、“自称” 音楽監督のリウ・ハオランの溢れる才能がつっこみどころとなったり、3人がコミカルなやり取りを披露したりする場面もあり、視聴者に笑いを届けるシーンももりだくさんとなっている。

また、「恰好是少年」では、人気者の3人がどんな素の部分見せてくれるのかも、ファンにとっては大いに期待を寄せるポイントに。美しき“美男子アイドル”たちは旅行の途中、あれこれと徐々にいいかげんになってくる。

たとえば、ドン・ズージェンとリウ・ハオランはお風呂に入らないことを決める。なぜなら、顔を洗って口をすすぐのも面倒だから！そして彼らはメイク落としシートを共用して仲良くメイクを落とした後、暗黙の了解で2日目からはずっとすっぴんでカメラの前に立つことになっていくのだった……。

今回の旅の本来の意図はとても純粋で、ドン・ズージェンが言った「気ままに何かをやってみたい」という思いや、ワン・ジュンカイの「ズージェンとハオランと一緒に遊びに行きたい」という若者らしい気持がはじまりとなり、やがて彼らは旅の途中で自身の“成長の痛み”を、友達との語らいで癒し、悩みを解決していく。そして彼らは楽しくて情熱的な唯一無二の旅行体験の中で、愛と感動を呼び起こしていくのだ。


翻訳・編集：Cinem＠rt編集部