「あすなろ白書～Brave to Love～」© 2019 EBC. All Rights Reserved. Based on the original graphic novel “ASUNARO HAKUSHO” created by Fumi SAIMON © Fumi SAIMON / SHOGAKUKAN

チャン・ティンフー ＜張庭瑚＞

2012年にマクドナルドでアルバイトしていた時にスカウトされ、芸能界入り。

ワン・シャオディー監督に見出されて、ドラマ「刺蝟男孩（原題）」に出演。この作品で第49届台湾電視金鐘奨戲劇節目男主角奨にノミネートを果たした。2014年にはドラマ「僕らのメヌエット」に出演、2015年にはドラマ「新世界」で主演を飾り、実力を発揮。2019年にはドラマ「あすなろ白書～Brave to Love～」や、ラン・ジェンロン監督作品の映画『ぼくの人魚姫』に出演するなど、話題作での活躍に注目が集まっている。ラン・ジェンロン、リン・ヨウウェイらと同じくワン・シャオディー門下となることから、ネクスト“ラン・ジェンロン”との呼び声も。

幼少期に父親を亡くし、元恋人も自殺、そして自身も飲酒運転でのトラブルを起こすなど、プライベートではマイナスな出来事が多かったが、新しい事務所でのマネジメント開始と共に生活環境を一新。禁煙、禁酒、禁色を徹底し、9か月ほど仕事が無かった時には、ミシュランの料理学校でタイ料理を学ぶなどして、メンタル面の修養に努めてきたとか。

現在は、エディ・ポンやレゴ・リーらをマネジメントしてきたリゥ・ウェイツー（劉瑋慈）女史のサポートや、プライベートでも家族のような存在として交流の深いラン・ジェンロンらに支えられて、ダンスや演技にも磨きをかけ、新たなステップへの準備を進めているところだ。

 
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チャン・ティンフー出演のオススメ作品

「刺蝟男孩（原題）」（13年）
ワン・シャオディー監督による青春ドラマ。デビュー作にして金鐘奨ノミネートを果たした記念作。

「あすなろ白書～Brave to Love～」（19年）
「あすなろ会」のメンバーが大学を卒業した後のストーリーで、歐陽掛居役を演じている。

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Text：島田亜希子
ライター。中華圏を中心としたドラマ・映画に関して執筆する他、中文翻訳も時々担当。Cinem@rtにて「中国時代劇トリビア」「中国エンタメニュース」を連載中。『中国時代劇で学ぶ中国の歴史』（キネマ旬報社）『見るべき中国時代劇ドラマ』（ぴあ株式会社）『中国ドラマ・時代劇・スターがよくわかる』（コスミック出版）などにも執筆しています。