「メモリーズ・オブ・ラブ」ウォレス・チョンが一途な温かい男を演じる
【鳳凰網 2018年2月6日】
リュウ・ミョウミョウが監督を務め、ウォレス・チョン、ジャン・シューイン、アーロン、リ・シェン、クリストファー・リーが主演した「メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~」が、2月7日に江蘇衛視で放送、暖かなラブロマンスをテーマに、春節の放送枠に入る。
2月5日、「メモリーズ・オブ・ラブ」の記者発表会が行われ、監督のリュウ・ミョウミョウ、主演のウォレス・チョン、アーロン、クリストファー・リーなどが出席し、撮影時の裏話を語った。ウォレス・チョン曰く、
「このドラマで演じたルー・フェイは「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」より一途。10年も待っていたからね。「マイ・サンシャイン」のホー・イーチェンの7年を越えたよ。」
発表会は現場でトレーラーが公開され、このドラマに期待を寄せているファンを満足させた。そして、現在、ウォレス・チョンは料理にはまっていて、ヘルシーな美食家を目指しているそうだ。
「メモリーズ・オブ・ラブ」は視聴者の感情の痛いところを刺激する。
記者発表会で公開されたトレーラーから、「メモリーズ・オブ・ラブ」が描くのは、深く美しい愛情だと分かる。恋人に罪悪感を抱くルー・フェイの優しい性格とパーフェクトな外見に隠されているのは、過去への悔しさと悲しさ。性格がキツくわがままに見えるシン・チェンには安心感はなく、恋愛の自信をなくした本当の自分が隠されている。対立しているように見えるが、なぜか惹かれあう二人は、もう一度激しく悲しい恋愛をすることになる。たった数分の内容がファンの心を惹きつけた。
「初恋」をテーマにしている「メモリーズ・オブ・ラブ」は今までの恋愛ドラマとは違う。未熟・幼さ・忘れられない、というのは"初恋"が持つイメージだが、若い頃の感情は時間と現実の試練に遭い、多くの初恋カップルは素敵な思い出を心の隅に隠してしまう。もし昔の場面に再現したら心がまた動いてしまうかもしれない。それでも、人は変わってしまう。だから初恋の人に声をかける勇気はなく、陰で相手の幸せを祈るしかない。
ルー・フェイという人物の役作りに対し、ウォレス・チョンはこう語った。
「このキャラクターは徐々に豊かになっていく。僕は撮影しながら監督と一緒にキャラクターを探求しました。これも人物の成長の過程。」
そして、ウォレス・チョン自身に対し「どうやって若さを保つ?」と質問がでると、ウォレス・チョンは美食家を目指して頑張っていることを明かした。
「最近料理にはまっています。体のために食材のままで調理し、塩だけをちょっと使うくらい。そしてソースにも興味あって研究しています」
ゴールデンチームが丹念に作り上げた純愛ラブロマンス。監督・リュウ・ミョウミョウが「純愛」を描く大変さを語る
本作の監督を務めたのは「雍正王朝」で「中国テレビ金鷹獎」映像編集賞を受賞し、2010年に「人間正道是滄桑」で上海テレビ祭監督賞を受賞したリュウ・ミョウミョウ。脚本家・唐堯がこの清らかで穏やかな人気小説を脚色した。本作の脚本は、原作小説の清新さを受け継ぎながら、新しい要素を加えてよりドラマチックにした。
記者発表会に来場した原作ファンも「失望することは無いでしょう」と語る。制作チームの実力と、癒し系の人気俳優ウォレス・チョン&ジャン・シューインの参加で、「メモリーズ・オブ・ラブ」の春節枠での成功が予想される。トレーラーから感じたスウィートな空気がキャストのオーラにも合い、本作の雰囲気をよく表現している。原作ファンは、作品にある詩のような愛情に心惹かれ、実写版のウォレス・チョン、ジャン・シューインのルックスと演技が、よりロマンチックな雰囲気を出してくれることを期待している。
記者発表会では、監督のリュウ・ミョウミョウが自身の考える「純愛」について語った。
「"愛"と"愛情"は違うと思う。本作には、この概念も含めている。愛には少し残酷さが含まれている。愛は感情、愛情をも超える。すべてが順調で愛し合っている時は愛情。でも、僕が追求しているのは困難がある時でも愛し合うことです。絶望している時にたった一人だけ、自分の為に色んなことをしてくれることが愛の輝き。本作のルー・フェイとシン・チェンみたいに。お互いしかいない。」
純愛をテーマとした「メモリーズ・オブ・ラブ」は、ルー・フェイとシン・チェンの10年続くラブストーリーに集中。ここで描かれる一途な気持ちと愛が、現在のハイスピードな社会では更に珍しく感じられ、視聴者の心を惹きつけるだろう。
「メモリーズ・オブ・ラブ」の撮影は3つの季節、4ヶ月をかけた。アモイでの撮影期間中には、4つの台風に遭遇。撮影スケジュールに重大な影響をもたらした一番酷い台風は、100年に1度と言われる程の強い「莫蘭蒂」(2016年・台風14号)だった。監督のリュウ・ミョウミョウは当時の大変さを語る。
「当時、もう4ヶ月くらい撮影していましたが、台風が来て撮影現場がぐちゃぐちゃになりました。2階のロケ地が全部破壊されてしまい、作り直さなきゃいけないほど。後ろの山の木も倒れ、修復と撮り直しに20日かかりました。」
そしてリュウ・ミョウミョウは、ウォレス・チョンが悪天候の中でも示した仕事へのプロ精神を褒めた。
「台風の時は天候状況がなかなか読めないから、安全のために撮影を中止した方がいいのですが、それでもウォレス・チョンさんは現場に行き、天気がよくなって撮影再開できるのを夕方まで待っていました。台風が去った後の気温が40度近くになってもウォレス・チョンさんは現場にいて、いつでも撮影できるように準備していました。」
ウォレス・チョンが"恋愛達人"の魅力を再現。ジャン・シューインと共に純粋の愛情を描く
もうすぐ放送終了する「恋愛先生」の中でのジャン・シューインのパフォーマンスが視聴者の心を掴んだ。彼女が演じた、1人の女性が頑張って働き、恋愛では何度も騙されながらもようやく本当の愛を見つけていく過程は、話題になった。彼女とジン・ドン(?東)が演じたカップルの感情の交流や、彼女のきつい見た目に隠された辛さは全て視聴者の心を惹きつけた。ジャン・シューインは年始からテレビでの露出が多く、次から次へと江蘇衛視の作品に出演。今回の発表会には欠席だったが、トレーラーから彼女の踊る姿を見て、ファンが大きな期待を寄せている。
以前、江蘇衛視で放送した「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」が純愛ブームを起こし、ウォレス・チョンも本作で"恋愛達人"と呼ばれ、初放送の後に視聴者から「十年の修行で柯景騰(※1)を得る。百年の修行で王小賤(※2)を得る、千年の修行で李大仁(※3)を得る、万年の修行で何以?(※4)を得る」とコメントが寄せられた。
※1:ギデンズ・コー、台湾の恋愛小説作家
※2:ワン・シャオジェン、中国の映画「失恋33日」の主人公
※3:リー・ダーレン、「イタズラな恋愛白書 ?in time with you?」の主人公
※4:ホー・イーチェン、「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」の主人公
ウォレス・チョン自身も、「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」のストーリーは感動的だと語る。
「すごくロマンチックで、現実になさそうな愛の形。童話みたいにこんな長い時間をかけて一人の女の子をずっと待っているなんて。撮影後、もしかしたらこういう貴重な愛情を追求しなきゃいけないのかもしれないと思った。ホー・イーチェンは長い時間、自分の青春をかけて、一人の帰ってくるかどうかも分からない女の子を待っていた。これは本当に純粋で一途な愛情だね。そして今回の時間は「マイ・サンシャイン ~何以笙簫默~」の7年より長くて、10年だ。」
「メモリーズ・オブ・ラブ~花束をあなたに~」でウォレス・チョンが再び暖かい男の魅力を表現し、自身の癒しの雰囲気を視聴者に伝え、さらに荘重で純粋な愛情を表現する。このドラマは視聴者に、世界と愛の美しさを感じさせる。
【鳳凰網 2018年2月6日 http://ent.ifeng.com/a/20180206/43027452_0.shtml】
=======
2018年8月6日(月)よりDATVにて放送中!
https://knda.tv/datv/program/DT001379/
記事の更新情報を
Twitter、Facebookでお届け!
Twitter
Facebook