【インタビュー】ナム・ジュヒョク&イム・ジュファン 「ハベクの新婦」#1
ある事情から人間界に降り立った"神"ハベクと、"神の従者"の宿命を背負うヒロイン、ソアのラブロマンスを描いた「ハベクの新婦」。本作で、人間界に降り立った水の神ハベクを演じたナム・ジュヒョクさん&優しくて完璧な社長フエを演じたイム・ジュファンさん。今回が初共演のお二人。お互いの印象や、撮影時のエピソードをお伺いしました。
【プロフィール】
ナム・ジュヒョク
1994年生まれ。モデルとして芸能界入りし、14年「インヨ姫」でドラマデビュー。
出演作:「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」「麗<レイ>?花萌ゆる8人の皇子たち?」「恋のゴールドメダル?僕が恋したキム・ボクジュ?」
イム・ジュファン
1982年生まれ。02年の「ノンストップ3」で演技活動を始め、06年「雪の女王」で注目を集める。13年「おバカちゃん注意報~ありったけの愛~」で国民的俳優へ。15年「ああ、私の幽霊さま」でみせた怪演が話題となり、近年は悪役でも存在感を発揮。
出演作:「タムナ~Love the Island」「むやみに切なく」「ああ、私の幽霊さま」「輝くか、狂うか」など
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―まずはじめに、「ハベクの新婦」に出演しようと思った理由を教えてください。
ナム・ジュヒョク:
そうですね、脚本を読んで出演しようと思ったキッカケは、平凡ではなく面白くて"気になる"キャラクターなので、その魅力に惹かれて、やることにしました。
イム・ジュファン:
僕が決めた理由は独特なキャラクターの性質だったり、キャラクターが持っている能力のためにでした。脚本家の先生は最後までどんなキャラクターか教えてくれなかったんです。なので余計に気になって知りたくなって出演を決めました。
―出演を終えての、今の感想はいかがですか?
ナム・ジュヒョク:
すごく嬉しかったですよね。
イム・ジュファン:
そうですね、家に帰ってゆっくり寝ることができるなぁ、と...
ナム・ジュヒョク:
すごく幸せでした。
イム・ジュファン:
もう(現場で)海苔巻ばかりを食べなくて済むなと。(笑)
家で温かいご飯を食べれると。(笑)
―大変な現場だったようですね
イム・ジュファン:
僕は大丈夫だったんですけど、ジュヒョクさんやシン・セギョンさんは大変だったかと...
ナム・ジュヒョク:
とても暑かったので、暑さにやられましたね。
―ナム・ジュヒョクさんは水の神、イム・ジュファンさんは半人半神という実在しない役どころでしたが、役作りにあたって何か心がけた点や努力した点はありますか?
ナム・ジュヒョク:
僕の場合は、実在しない、存在しない想像の世界のキャラクターなので、たくさん想像をしました。どのように演じても僕の役割なので、想像をたくさんしました。いろんな場面を。
イム・ジュファン:
僕はそうですね...脚本家の先生が教えてくれたのは殺せる能力がある、半人半神だということだけでした。どういう形で物語が進むかは教えてくださらなかったので僕も台本でフエの立場を客観的に読んでいました。
―それぞれ役とご自身との似ている点はありますか?
ナム・ジュヒョク:
僕はないですね。あはは!
イム・ジュファン:
僕もそうだね...後半部分でソアと一緒に食事をしながら「僕はここが良くて、ここも良くて...なんで僕と友達にならないんですか?」と"僕は良い人ですよ~"というシーンがありますが、一つも僕と合う部分はなかったですね(笑)。あまりにないので、もう一度人生をやり直した方がいいかも(笑)そうすれば共感するかもと(笑)。
―でも逆にご自身とは違う役柄だったので、より面白そうですが、いかがですか?
イム・ジュファン:
そうですね、珍しいキャラクターでしたよね。神ということ自体が、能力そのものもそうですし、経験できない感情だったと思いますしね。ドラマや映画でもなかなか出会えないキャラクターなので、とても悩みましたね。
たぶんジュヒョクさんの方がもっとひどかったと思いますよ、CGがたくさん入る場面も多かったので...水の龍の演技をしなければいけなかったし(笑)
ナム・ジュヒョク:
そうですね、水の龍の演技がとても難しかったです。どうやって1回転して助ければいいのかなと......。水の表現自体がどうやればいいのか。とても難しい演技でした。
イム・ジュファン:
"チキン"で悩む役柄は初めてだと思いますよ(笑)
ナム・ジュヒョク:
そうでした、どう悩んだらいいか分からなくて、とても難しい演技でした(笑)
―お互い初共演だったかと思いますが、共演されていかがでしたか?
ナム・ジュヒョク:
僕はすごく嬉しかったです。
イム・ジュファン:
僕もとても良かったです。ナム・ジュヒョクさんがとても準備をたくさんしてきていたので、僕も刺激を受けましたし。
ナム・ジュヒョク:
あ、本当ですか?(照)
イム・ジュファン:
最後の方に、1つのシーンのためにシン・セギョンさんと2時間くらい悩んだシーンがありました。その時には、お互いの演技観や自分のキャラクターについてより深く考察することもできましたし。いい時間でしたね。
ナム・ジュヒョク:
そうですね。明け方まで話しましたね。
―第一印象はいかがでしたか?
イム・ジュファン:
初めて会ったのは台本読みのときだったよね?
ナム・ジュヒョク:
そうです。
イム・ジュファン:
イケメンだなと(笑)肌が白くて...
ナム・ジュヒョク:
僕もやっぱりお兄さんのことをテレビでよく見ていたので、「うわ。ほんとにかっこいいな」と思いました。兄さんは背も高いし、何かほかの次元の人のような気持ち?ほかの世界の人みたいな?
イム・ジュファン:
ありがとう、銀行の口座番号教えて(笑)
ナム・ジュヒョク:
108...(笑)
―ヒロインを演じられたシン・セギョンさんとの共演はいかがでしたか?
ナム・ジュヒョク:
セギョン姉さんはとても気を遣ってくれて、すごく優しくて、「配慮のアイコン」でした。リラックスさせてくれましたね。
イム・ジュファン:
それに、幼いころから演技をしてきているからか、瞬間瞬間の判断とか表現がとても良いんです。僕も彼女からたくさん学びました。
<第2回へ続きます>
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<封入特典>ブックレット12P
<映像特典>メイキングPart2.Part3/撮り下ろしインタビュー/メイキング番外編・神界編(予定)
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