【インタビュー】「お願い、ママ」イ・サンウ 「この役で自分をさらけ出せた」#2
現在、BS日テレで好評放送中の「お願い、ママ」。主演のイ・サンウさんのインタビューを掲載します!
韓国でも大ヒットした本作のへの想い、現場の雰囲気、そして本作でみせた軽やかなイメージチェンジについて、お話しいただきました。
全2回でお届けします。
第1回(2017.1.20掲載)
第2回(2017.1.23掲載)
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●もし実際に好きな女性との交際を家族に反対されたら、どう説得するでしょうか。
そうですね。僕が好きな相手の長所と魅力を家族にアピールすると思います。僕が好きと感じた理由を伝えて、その人が持ってる良いところをたくさん話します。
反対する理由に集中せずに、家族皆がその人の長所に気付けるよう僕もひたすら努力すると思います。
●ヒロイン役のユジンさんとはよくお似合いですが、どんな方でしょうか。
ユジンさんはちょうどこのドラマに入る前に実際にお母さんになったし、撮影現場にもお子さんを連れてきたこともあって。
シングルのときのユジンさんのことは知らないですが、彼女が母親だからか、より逞しくてとても良い人だと感じました。母親ならではの強さがありますね。仕事に向ける態度もとても素晴らしいと思いました。
もともとお酒はあまり飲めないらしいですが、飲めない人は普通飲めないと飲みの席に行かないか、雰囲気も読めない人が多いと思いますが、ユジンさんはそのへん周りに対する気配りがありましたね。
●ヒロイン役のユジンさんとのラブラインが大きな反響を呼んでいますが、 印象に残っている、またはご自身でも「これはときめくなぁ」と思ったラブシーンはございますか?
フンジェとジネのシーンで、もっと切なさがあっても良かったなと思います。
二人とも忙しくてあまり会えないので、朝、つかの間だけど、二人がデートするシーンがありますが、そんなものがもっとあればよかったですね。
ただ、週末ドラマだし、劇中登場するカップルとのバランスもあるので、あまりこの二人のラブシーンだけが取り上げられなかったと思います。フンジェがジネの家に下宿する時、夜に内緒で二人が中庭で会うシーンも良かったですね。
●さまざまな世代の恋愛が描かれますが、誰に一番共感しますか。
共感したというより、好きだったカップルはキム・ガプスさんとコ・ドゥシムさんの夫婦ですね。
この二人の愛がとても現実的にも共感できました。
あんなに長い歳月を共に過ごしたのに、嫉妬する感情もとても可愛いと思ったからです。
ドラマでは描かれてないけど、キム・ガプスさんが演じるイ・ドンチュルは、今は妻に絶対的に従う旦那を演じますが、以前はたぶん"悪い男"で相当亭主関白だったと思います。
年をとって二人の立場が逆になったけど、それがむしろ男女関係においては良いバランスが取れているのだと思います。
●現場の雰囲気は?
スケジュールから何から何まですべてが上手く折り合って。一度もトラブルとか、俳優の間で揉め事もなかったです。あんなに長い時間の間。
「人生は一度きりだから、その時間も無駄にせず、楽しくやりましょう」と監督がドラマが終わるまで何度も話していました。
本当に楽しく仕事しなきゃと思いました。その言葉に感動しましたね。本当に大事だと思います。
このようにインタビューを受けている時間もまた、僕の人生においては一度きりの瞬間ですから。
今回、「お願い、ママ」はたくさんの方にご覧いただけましたが、現場の雰囲気が良いドラマは視聴率が高いという公式は成立すると思いました。もちろん、視聴率が低いドラマは現場の雰囲気が悪いという公式は成立しませんよ(笑)。
●今後チャレンジしてみたい役柄はありますか。
今までは御曹司や裕福な役を主に演じてきましたが、時代劇の王様も演じてみたいですね。
あと、とても貧しくて食べものがなくて落ちているものも平気に食べられる、どん底な人生を一度も演じたことがないので、そのような役もやってみたいですね。家がなくて、外で新聞紙などをかけて寝るとか。
●これからご覧になる日本の視聴者へ見どころとメッセージをお願いします。
このドラマは最後の最後まで見ないと面白くないので、途中で見るのをやめるのなら初めから見ないほうがいいと思います。...冗談です(笑) 。
誰にもお母さんに対する郷愁や思い出があるので、母親なしにこの世に生まれた人は一人もいませんから。母親に対してもう一度考えて、感じる機会になると思います。
母親に良くしてあげたい、いや父親にも、ですね。
「お願い、ママ」予告編
「お願い、ママ」DVD1~4好評発売中
各15,000円+税
発売・販売元:エスピーオー
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