中国ドラマ「最高の元カレ」全話あらすじ《ネタバレ注意!》
Amazon Prime Videoチャンネル「エンタメ・アジア」にて見放題配信中!「最高の元カレ」の最終話までのあらすじをお届け。 視聴中の方は復習用に、これからご覧になる方は次に視聴する作品の参考にどうぞ!
※Cinem@rtにて2016年3月~7月、DATVでの放送に併せて実施されていた企画"【ネタバレ注意!】 ジェリー・イェン主演「最高の元カレ」勝手に盛り上げ隊!"。毎週放送後に、皆さまからの「最高の元カレ」感想を募集し、話数ごとのあらすじとともにご紹介していましたあらすじ紹介に併せて、皆さんの感想もそれぞれリンクを貼りましたので、ぜひこれを読みながら「最高の元カレ」を振り返ってみてください。
《以下は作品の展開に触れています。まだ作品をご覧になっていない方はご留意ください。》
「最高の元カレ」全体あらすじ
デザイン会社ドンファンのCEOリー・タンはかつて付き合っていたファンスーを忘れられず、日々を過ごしていた。ある日、大手アパレル商社ジョイスが主催するファッションショーで、ファンスーと再会。そこで彼女はジョイスから提携の話しを持ち掛けられ、デザイナーの夢を掴もうとしていた。その様子を目撃し、挑発的な態度を取るリー・タンは勢いで恋人シャンナンへ結婚を申し込む。そんな中、ひょんなことからファンスーの会社はドンファンの子会社となり、一緒に働き始めることになるが…。
「最高の元カレ」第1話~第4話あらすじ
© 2015 China Syndication Entertainment Co. Ltd.
リー・タンの元カノがファンスー。そして今カノ(婚約者)のシャンナンは、実はハオランの元カノ。さらにファンスーとシャンナンは大学の同期で犬猿の仲。何とも複雑な関係が4話までに明らかになっていきます。
デザイナーとして成功を夢見るファンスーは、一流メーカーであるジョイスのデザインコンペに参加。そのコンペの最大のライバルであるドンファンは、元恋人リー・タンがCEOとなった会社だった。ドンファンのイメージモデルで、リー・タンの現在の恋人であるシャンナンの妨害によりピンチとなったファンスーだったが、ジョイスの副総裁ハオランに、意思の強さとデザイン力を見込まれコンペに勝利。そこに登場したリー・タンは、6年前に自分の元を去ったファンスーへの対抗心から、突然彼らの目の前でシャンナンにプロポーズし、その場の話題をさらってしまう。後日、リー・タンは父親が経営するリー宝石が提携を持ちかけていたラシーロ宝飾を説き伏せ、ドンファンと新ブランド・ルミエールを立ち上げる。その発表会の場に、今度はファンスーとハオランが現れ、マスコミの注目を自分たちに向けさせる。さらに、提携を横取りされた父親も、リー・タンを激しく叱責。実はこの父子には、深い確執があった...
「最高の元カレ」第5話~第8話あらすじ
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ファン・スーが経営するファンシーは、大手のジョイスと提携したのも束の間、品質にこだわるあまりに納期に間に合わない可能性が浮上。さら社員の不満が爆発し、デザインデーターを持ち出し全員が会社を去ってしまう。結局ファンシーはジョイスから解約され、彼らの手に渡ってしまった。ファン・スーがすべてを失ったことを知ったリー・タンは、シャンナンの誕生日パーティーをすっぽかし、ファン・スーのもとへ。しかし彼女は頑なに彼を突き放す。
会社のためにファン・スーを見限ったハオランだったが、実は彼女の損失を最小限に抑えていた。そしてリー・タンの気持ちを利用し、ファンシーの売却と提携を持ちかける。こうしてファンシーはリー・タンの手中へ。「5年頑張れば会社を返す。総裁に服従し意義を唱えない。同僚と良好な関係を保つ」という契約をつきつけるリー・タン。ファン・スーはシャオナイを連れドンファンに入社する。しかし、ファン・スーの高圧的な態度は、デザイナーや同僚たちとの軋轢を生んでゆく。
悔しい毎日に落ち込むファン・スーを励ますハオラン。彼は徐々に彼女に惹かれていた。しかし元カノのシャンナンとの思い出も、深く心に残っていた。彼は傷ついたシャンナンの元に駆け付け...
「最高の元カレ」第9話~第12話あらすじ
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ハオランの励ましもあり、ドンファンで闘う覚悟をしたファンスーは、雑用係を脱してデザイナーに復帰。チーフデザイナーのオウ・ウェイヤーと対立しながらも、徐々に同僚たちからの信頼を集めはじめていた。そんな時、新ブランドのデザインの遅れを取り戻そうと奮闘するファンスーに、リー・タンが自宅を提供する。そこはかつてふたりが暮らした家だった。そこここに、6年前の自分の形跡が残されていることに気付くファンスー。しかし憎まれ口をぶつけ合うだけのふたりの距離は、埋まりそうで埋まらない。
一方シャンナンは、6年前に母親により引き裂かれたハオランとの愛を取り戻していた。問題はいつリー・タンとの婚約を破棄するか。しかしついにふたりの関係がリー・タンに知られてしまう。取り乱すシャンナンを責めるリー・タンだったが、ハオランがシャンナンの初恋の相手だと知り、身を引く決意をするのだった...
「最高の元カレ」第13話~第18話あらすじ
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シャンナンのファンスーへの嫉妬が発端となり、新ブランド・ルミエールのデザイナーチームを選抜するコンペが開催されることに。ファンスーは社内のデザイナーにもチャンスを与えシャオナイとジアシンもコンペに参加させるよう進言。しかし認められたのはジアシンのみだったため、自分が勝ったらシャオナイをシニアアシスタントにするという約束をリー・タンと交わす。一方、ファンスーがジアシンをフォローしている姿にショックを受けたシャオナイは、シャンナンとチーフデザイナー・オウに利用されようとしていた。
徐々に気持ちのすれ違いが大きくなり始めたシャンナンとハオラン。シャンナンが嫌う海鮮屋台にひとりで向かったハオランは、そこで偶然ファンスーと会い、食事を共にし、互いに刺激を受ける。じつはふたりには、この場所にぼんやりとした記憶があった。
ハオランとの会話からデザインのヒントを得たファンスーは、流星をテーマにしたデザインを考案。シャオナイのためにも負けるわけにはいかない。しかしコンペでオウが発表したのは、ファンスーと全く同じものだった。ファイルのパスワードを知っているのは自分とシャオナイだけ。デザインを盗まれたファンスーは、コンペを棄権して会場を飛び出す。旧ファンシーの事務所の前でデザイン画を破り捨てるファンスー。そこにリー・タンが駆け付けるが、互いに本心を隠し罵り合うだけだった。
深く失望したリー・タンだったが、翌朝ゴミ箱からファンスーが捨てたデザイン画を拾い集め、オウが発表したデザインがファンスーのものであったことを突き止める。しかしタッチの差で、ファンスーはドンファンを退職していた。リー・タンはふたたび彼女を追うが...
「最高の元カレ」第19話~第24話あらすじ
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オウ・ウェイヤーの失脚により、ドンファンに復職したファンスーは、その原因を作ってしまったシャオナイとも無事に和解。リー・タンはチーフデザイナーとなったファンスーに、同僚たちとの親睦を図るため、歓迎会をセッティング。渋々参加したファンスーだったが、徐々に自分の殻を破っていく。
一方、追い詰められたウェイヤーはシャンナンに救済を求めるが、シャンナンは拒否。その腹いせに、シャンナンとハオランの関係と、盗作事件の黒幕がシャンナンであることをリータンに暴露するウェイヤー。そんな時、4人の複雑な関係を知ったマスコミがドンファンの前に詰めかける。リー・タンは「結婚式は予定通り行う」と回答。それはファンスーを誹謗中傷から守るためでもあった。ついに、ファンスーに正直な想いを告白したリー・タン。しかしファンスーは彼を拒絶してしまう。彼女にとっては、どこまでも自分のために動いてくれるリー・タンの気持ちが重荷でもあった。
ハオランとシャンナンはこの一件により別れを選択。シャンナンの心はリー・タンを求めていた。ハオランもファンスーへの特別な感情に気付き、事あるごとにリー・タンと競うようになる。
シャンナンはリー・タンに最後の告白をするが、彼の心を取り戻すことに失敗。実はリー・タンの父親の後ろ盾で、トップモデルの座とリー・タンの心を掴んだシャンナンだったが、父はシャンナンを切り捨て、彼女の過去をリークすることで非難の矛先をシャンナンに向ける。すべてを失ったシャンナンは姿を消すしかなかった...
今度は会社に迷惑をかけまいと必死で試行錯誤するファンスーだったが、リー・タンは彼女を振り向かせるのに必死。ハオランは彼女を仕事面で支えようとするが、もちろん彼にも特別な感情があった。後日、リー・タンは以前買い取っていた腕のいい工場を訪ね、ファンスーの試作品製作を依頼する。そんな時、リー・タンの父がテシーロに手を回し...
「最高の元カレ」第25話~第30話あらすじ
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リー・タンの父がリー宝石とテシーロの買収を進めたことで窮地に陥った次期ルミエール。
ファンスーは会社を救うため、他の素材を使うことで難局を乗り切ろうとするが、リータンは予定どおりルミエールを進行し、その先で最悪の場合はドンファンをたたむことを考えていた。その事に憤慨するファンスー。
ファンスーの改良案でテシーロからすでに納品されたビジューだけで乗り切れると知ったリータンは、信念を曲げて乗り切ろうとしてくれたファンスーへの想いが溢れ強引にキスをし、「やり直そう」と告白。しかしファンスーはそんなリータンに背を向けて去っていく。一方ハオランは私財を投げ打ってファンスーの後ろ盾になろうとしていた。
一度は背を向けたファンスーだったが、もう一度リー・タンを信じることに。リー・タンもまたファンスーに認めてもらうため、会社を背負い戦うことを決意。そんな時、ハオランに非通知メールが届く。それはファンスーを裏切ったエイミーからだった。
彼女はファンスーの前にも現れ、ファンシーが閉鎖になった本当の黒幕を知りたくないかと囁く。またハオランにも接触したエイミーは、すべてを暴露されたくなかったらファンシーの権利を譲れと脅迫する。狙いはファンスーを完全に潰すこと。しかしこれにもまた裏で手を引く人物があった...。ファンスーに真実を明かそうとするハオランだったが、ファンスーは一足先にハオランの裏切りを知ってしまう。ショックで倒れたファンスーを食事に連れ出したリータンは、6年前に店を売るしかなかった状況を正直に明かし、ようやく互いに理解し許しあう。そしてファンスーは「本当はあなたが私を振ったの」とリータンに告げ酔いつぶれる。
ハオランを許そうとしないファンスーに業を煮やしたパン・ジエは、ハオランの無償の献身を暴露。すべては自分を守るためだったと知ったファンスー。そんな時、リー・タンはルミエールのプロモーションの規模拡大を指示。それを知ったファンスーは、ハオランの負担を増やさないようにそれを阻止しようとする。
エイミーの帰国を知り居場所を突き止めたリー・タンとルオは、エイミーの口からファンシーの件がハオランの手引きであったことを知る。ファンシーを閉鎖し、ドンファンが買い取るように仕向け、さらに提携にも漕ぎ着けたのだ。しかしリー・タンはファンスーを傷つけないために真相を伏せておくようルオに指示する。
一方ファンスーのために家を売却して資金に充てていたハオランは、密かにファンスーの家の隣に引っ越してきていた。ある日、ファンスーの母が起こしたボヤ騒ぎに駆けつけたことから、引越しが発覚。ファンスーはハオランの謝罪を受け入れ、ハオランはファンスーに告白する。ハオランの引越しを知ったリータンは激怒。しかしプロモーション費がハオランの自費だと知り、彼を庇うファンスーに不満を持ちながらも、プロモーションの縮小に応じるのだった。
ハオランが隣にいることが不安なリー・タンはファンスーに連日残業させ、それが通用しなくなると口実を作って家を訪ねるように。そんなある日、ファンスーが発熱したリー・タンを介抱したことからふたりの距離が縮まるものの、リー・タンがハオランの挑発に乗り彼を殴ってしまったことから、再びファンスーを怒らせてしまう。そしてあるトラブルが起こり...
「最高の元カレ」第31話~第36話あらすじ
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いかがわしい店で男に絡まれたファンスーを救ったハオラン。そこにリー・タンが駆けつけハオランを攻めたことからファンスーに「あなたは単なる元カレ」と激しく拒絶されてしまう。翌朝、彼は姿を消していた。そればかりか、会社の金を持ち出していることが分かり、社長のルオがリー・タンの捜索に向う。会社の混乱を避けるため、リー・タンを出張扱いにし総裁代理として奔走するファンスー。会社を辞めるよう説得しようとしたハオランに、ファンスーはリー・タンへの止められない想いを打ち明ける。それはハオランが初めて見たファンスーの涙だった。ハオランはすべてを受け入れ、ファンスーを献身的にバックアップする。
リー・タンの代理を務める中で、リー・タンが経営者としていかに自分を守ってくれていたかを実感するファンスー。その中で、リータンの家の暗証番号が、6年前にファンスーが別れを告げた日の日付であることに気づく。
一方、泛美投資という投資会社によりリー宝石の生産ラインが絶たれるという事態が起きる。実はその最高責任者がリー・タンだった。これにより、リー宝石によるテシーロ買収も暗礁に乗り上げることに。役員のシューから、息子に会社の資金調達ルートをリークしていたのではないかと疑われ、引退を提案されるリー会長。しかし会長は自分を追い詰めた息子の成長を喜んでいた。
ルミエールの新作発表会は10月10日。6年前にファンスーがリータンに別れを切り出した日だった。同じ日に役員に昇格する予定のハオランは、ふたりだけで祝賀会をしようとファンスーに提案する。ついに発表会の当日。マスコミはリー・タンの不在にドンファン内部に問題が起きたのではないかと騒ぎ立てる。収集がつかない会場に、役員会を飛び出したハオランが駆けつけ、その場をうまく収めたのだった。ハオランは昇格を棒に振ってまでファンスーを救ったのだ。しかしファンスーは6年前にリー・タンを待ち続けた思い出の場所に向かっていた。
駆けつけたハオランに、リー・タンへの溢れる想いを告白するファンスー。そこにリー・タンが! 泣いて責めるファンスーを抱き寄せるリー・タン。ハオランはだまって身を引くしかなかった。
そしてリー・タンはファンスーにプロポーズする。
工場の秘密の部屋をファンスーに見せ、指輪を差し出し跪くリータン。それを受け入れるファンスー。10年越しの恋が、ついに一生の愛に変わったのだ。
父の妨害を阻止するためアメリカに飛んでいたリー・タン。社長のルオは、テシーロ買収がリー・タンを育てるための父の芝居だったことを明かし、リー宝石の生産ラインを父に返すよう提案する。悩んだ末に父を救うためルオの提案を受け入れるリー・タン。さらにリー・タンはファンシーの権利と工場の権利をファンスーに移譲する。そしてふたりは父との食事に向かう。この一件でふたりを評価する父。しかし結婚は認めなかった。結局決裂する親子を前に、父の承認がなければ結婚しないと告げるファンスーだった。
一方、NSHの総裁夫人に面会を申し出たハオランを、夫人の秘書としてエイミーが迎える。そしてさらに驚きの人物が現れる。それはあのシャンナンだった。イタリアに向かったシャンナンは、NSHの総裁と結婚し、帰国していたのだ。彼女はNSHの内紛を収めるため、株を譲渡してほしいとハオランに頼み、総裁に恩があるハオランは株を譲渡する。しかしこれは、シャンナンの復讐の序章にすぎなかった。
テシーロのシェンの計らいでリー会長と面会したファンスー。父は夢を追い続けるファンスーの姿に、離婚した妻を重ねていた。ふたりはも父の母への未練を知り、今度こそふたりで頑張ることを約束する。
シャンナンはリー宝石のシュー副総裁に接触し、自分と手を組むように持ちかけ、リー宝石を手に入れようとしていた。NSHの総裁となったシャンナンがリー宝石と提携するというニュースが駆け巡る中、リー宝石の役員会にシャンナンが現れる。提携合意書にシューがサインしていたのだ。会社の利益より息子を優先した会長を役員会が糾弾。発作を起こした父のもとにリー・タンが駆けつける。続けざまにファンスーに宣戦布告するシャンナン。またハオランが株を譲渡したことが知られ、彼もリー・タンとファンスーから誤解されてしまうのだった......
「最高の元カレ」第37話~最終話あらすじ
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父が倒れ、動揺する中でリー宝石とドンファンを守るため奮闘するリー・タンだったか、リー宝石の役員はシャンナンが提示した好条件に飛びつき提携を進めることで一致。取引先にも今のリー・タンに手を差し伸べる者はいなかった。シャンナン側のNSHが立ち上げる新ブランド、ロージー・クラウズが狙うのは、ドンファン側のルミエールの販路を断つこと。シャンナンはハオランを引き入れ、ルミエールの販路をロージーに譲るよう提案する。さらにリー・タンのもとを訪れたシャンナンは、リー宝石を守りたければ、ファンシーを含むドンファンの全ブランドを手放せと迫るのだった。リー・タンは悩んだ末にドンファンの譲渡契約書を差し出す。しかしその中にファンシーが入っていないことに怒りを露わにするシャンナン。彼女はリー・タンに土下座するよう迫る。
ファンスーのためについに膝を折ったリー・タン。それを知ったファンスーも、シャンナンを訪れ、ファンシーを譲渡すると持ちかける。会社で動揺する社員の前で、権利譲渡を告げるリー・タン。家族のような社員たちを前に、残留するにしても退職するにしても、できる限りの好条件を約束する。さらに、ファンスーが新しいスタジを立ち上げることも告げられた。
ファンスーもまた自分の執着を捨てリー・タンのために全てを投げ出した。もう何も残っていないふたりだったが、この荒波により、ふたりの絆は一層強まった。そして次の夢へと歩みだすのだった。
あの縫製工場が幸いにもドンファンとは無関係だったことで、ここから再出発をすることになったファンスー。シャオナイだけでなく、ルオ社長、ジアシン、ジュリーという仲間たちもファンスーを頼り移ってきた。
一方、リー・タンは筆頭株主としてリー宝石の役員会に乗り込む。テシーロのシェン総裁をアドバイザーに据え、新しい事業計画を提案。リー・タンの反撃が始まった。さらにリー会長も昏睡状態から回復。ふたりが全てを投げ打ってリー宝石を守ったことを知り、ついにふたりの交際を許すのだった。
シャンナンに、父から結婚を許されたことを報告するリー・タン。シャンナンを恨むどころか、何とも思っていないと聞かされ、彼女は激しく動揺する。和解した父子はファンスーと母を食事に招待する。そこで初めてリータンの父を「お義父さん」と呼ぶファンスー。父は会社をリー・タンに任せ、治療のため渡米すると伝える。
ファンスーの新しいデザインスタジオは「スータン」と命名された。全てが好転し始めたように思えたふたりだったが、現実は甘くはない。スータンにようやく舞い込んだ発注も、無名がゆえに取り消されてしまった。それを知り手を差し伸べようとするハオランだったが、ファンスーに強く拒絶されたため、シャオナイを介して取引先の情報を与えるのだった。シャオナイはミラノのマーケットで知り合ったと説明し、英国の会社との提携を提案。その交渉にはたしかに手応えを感じることができた。しかしシャオナイとパン・ジエが一緒にいるところに出くわしたリー・タンとファンスー。シャオナイの黒幕が誰かを知ったリー・タンは、ハオランを訪ね、ある提案をするのだった。
一方、シャンナンが手に入れた新生ドンファンは、どのデザイナーもファンスーが残したデザインを上手く改良することができず、シャンナンは大物デザーナー、ジェームズと交渉しようとする。しかし、お金さえ積めば人は動くと考えているシャンナンに、ジェームズが快諾しない訳を理解することは出来なかった。シャンナンは夫が末期ガンであることと、NSHの全権を委任されたことをマスコミの前で発表し、世間の理解を得ようとする。そしてハオランに助けを求める。そこでハオランはファンシーのデザインをそのまま使い、ジェームズの名前を借りるという戦略を提案。そして自ら交渉のためイタリアに飛ぶと申し出た。
その頃リー・タンは、NSHの新作発表の宣伝費が予算をオーバーすることに乗じて、リー宝石のプロモーションも抱き合わせることで問題を回避することを役員に提案。不良在庫を改良し新作として売り出す魂胆だった。
スータンではファンスーの新作のプレゼンに数社が出席することになり、俄然張り切るメンバー。プレゼンは高評価を得たが、その矢先、NSHの新デザインが発表される。それは紛れもなくファンシーのデザイン画を流用したものだったが、デザイナーの名はジェームズとされていた。プレゼンに出席した数社は、デザインが酷似していることを理由に早々に退席してしまう。しかしファンスーはこれに屈することなく、新しいデザインに取り掛かる。そしてこの苦境にも忙しく立ち回る仲間や母の姿を見つめながら、新しいテーマを思いつくのだった。
もはや全てがシャンナンの思い通りになっていた。ハオランばかりでなく、提携先であるリー・タンまでが、NSHのために動いているようだった。そしていよいよNSHの新作発表会の日が訪れる。ファンシーのデザインを奪われたファンスーは複雑な心境でこの発表会を見つめていた。そこでハオランが突如、ジュームズからのメッセージビデオを披露する。そのビデオで、この新作が名義貸しであること、そして真のデザイナーがファンスーであることが明かされた。混乱する会場。満足げなリー・タン。すべては彼がハオランと手を組み仕組んだものだった。シャンナンを利用して、ファンシーを世に出すというファンスーの夢を叶えたのだ。ハオランもまた、シャンナンに「進むべき道が違う」と告げ去っていった。
ようやく誤解が解けたハオランだったが、この一件で会社を退職する決意をする。そこにはファンスーを託すに価するというリー・タンへの信頼も芽生えていた。リー・タンはシェンの協力を得ながら、リー宝石のデザイン改良に邁進していた。そして「ロージー・クラウズ」と「スータン」の合同発表会の日が訪れる。今や時の人となったファンスーは、リータンと並んで立った最後の挨拶で、ハオランに感謝の言葉を送る。シャンナンも実は密かに会場を訪れていた。そして控え室でファンスーに「しょせんは男の力を頼る同類だ」と詰め寄っていた。そこでファンスーが語ったこととはー
翌朝、リー・タンとファンスーはついに婚姻登記所へ。そして「最高の元カレ」からの誓いの言葉。仲間たちも駆けつけ、たくさんの祝福を受けながら、ふたりはついに結婚したのだった。(完)
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