韓国に関するイベントのレポートをお届けします。
【イベントレポ】 「お願い、ママ」主演 イ・サンウ バレンタイン&Happy Birthdayイベント
韓国で30%を超える視聴率を記録し、現在はKBS WORLDにて放送中の「お願い、ママ」や、「結婚の女神」「神々の晩餐」などで人気の俳優イ・サンウさんが来日!
シネマート的には、『青春漫画 ~僕らの恋愛シナリオ~』でクォン・サンウさんの親友役を演じたイ・サンウさんということで懐かしさもあり、品川インターシティーホールにて行われたファンイベントにお邪魔しました~
当日は2月14日、バレンタインデー。そして前日の13日はイ・サンウさんのお誕生日!
ダブル記念日という素敵なタイミングでのイベントに、たくさんのファンが集結。広いホールは満席です。
突然、会場に演歌っぽいイントロが響き、お待ちかねのイ・サンウさんが登場!
水色のスーツに黒Tシャツ、そして前髪をアップしたヘアスタイルにサングラスをかけたサンウさんが、イ・マンヨンのデビュー曲〈セウォレチャンナン(歳月のいたずら)〉を熱唱。会場からは歓声に混じり、ざわめきも......。後半にようやくサングラスを外すと、ファンの皆さんもほっとした様子。
やっぱり顔見たいですもんね。
歌い終わりサンウさんが挨拶すると、MCの方も思わず、「それにしてもなんてムーディーな......なぜオープニングにこの歌を...?」とツッコミを入れています。
それに対し真面目に「メロディも良く、歳月が去りゆくのは寂しいという歌詞もいいし、途中のババババ~というサックスもいいですよね」と答えます。
話題はお誕生日と年齢と干支の話に。
「1980年生まれで、韓国の年では38歳、日本だと36歳です」
年男、申年ですねと言われ、「ぼくは未年です」と答えると、ふたたび会場がザワザワ......。
韓国では陽暦と陰暦があり、陰暦だとお誕生日が1979年12月27日になるのだそうです。
また、早生まれなので友達は未年で、申年の人からは「先輩」と呼ばれるので、自分は未年だという説明でした。ちょっと頭がこんがらがりましたが、大変興味深いお話でしたね。
会場の皆さんが客席からサンウさんを撮影できるフォトタイムの後は、トークタイムです。
MCの傍らにはなぜか木魚が。どうやらサンウさんのトークには独特な間があるそうで、その間を繋ぐための木魚なんだそうです。実際に使用されたのは1回だけでしたが、なるほど確かにちょこちょこと妙な間があり、それが何とも味わい深かったりしたのでした。
さっそく、「久しぶりに日本に来たのに、ファンの方が減らずにいてくれてありがとうございます」という言葉に、笑いが起こります。
「(昨年の来日以降は)54話ある「お願い、ママ」というドラマの撮影が終わって、すぐに新作ドラマの撮影に入ったので、仕事ばかりでした」
「実は今日の20時から韓国で「お願い、ママ」の最終回が放送されるんです! 僕は観られませんが...」
ということで、ここで「お願い、ママ」の予告編をみんなで鑑賞。役柄については、
「建築家で、育ちが良くて、活発で、人懐っこくて、そしてお母さんに優しい」
「理想的で、現実にはあまりいないような役なので、共感し難いのでは?」
「全部がいいというところが、実はよくないのかなと思います」と分析。
いやいや、このドラマのサンウさんが演じるフンジェ、とっても素敵ですよね~
こんな人がフリーだったら、そりゃあ惚れますよ! あ、確かに現実にはいないかも...
「愛嬌があって情が熱くて母親に優しい役でしたが、僕自身は口数も少なくマイルドなほうです。母のことは大好きですが、それを胸に秘めていました。でもフンジェのように表現することはとても大事ですよね。このドラマではそのことを学びました」とも語っていました。
ちなみに本作の共演は、ヒロインに「製パン王 キム・タック」のユジン、その兄役に「ミセン-未生-」のオ・ミンソク、弟役に「匂いを見る少女」のチェ・テジュン、その彼女役に、本作で2015グリメ賞の新人賞に輝いたチョ・ボア、という注目の若手俳優がずらり! という点も楽しめます。
撮影中の体験として、「雨のシーンで、雨を降らせる機会が倒れてきて、死ぬかと思いました! ユジンさんと僕の間に機会が倒れてきて...僕がユジンさんに近づくのが少し遅かったので、ぶつからずにすみました」というエピソードを、通訳さんをユジンさんに見たてて再現してくれました。
2月末からは、新しいドラマ「カファマンサソン」というタイトルで、指折り数えながら「家和万事成という5文字の漢字の熟語です。家が和やかならすべて上手くいく、という意味です」と説明。その姿にまたまた笑いが。
「僕は医者の役で、キム・ソヨンさんとイ・ピルモさんが仲が良くない夫婦で、おそらく別れることになり、僕と結ばれるんじゃないでしょうか(笑)。(ネタバレと思われるところはカットして...)きっとキム・ソヨンさんとの間に切ない愛が芽生えるのではないかと思います」
ストレス解消に関しては、「マッサージ、半身浴、運動して汗を流す、辛い物を食べます」
「それでも解消されないときは、お酒を飲みます。お酒を飲むと明るくなります」
バレンタインということで、モテるでしょう? という質問に、「日本に来て、いくつかチョコをもらいました。友人のイ・サンユンさんは、「たくさんチョコをもらってきて、僕にくれ」と言っていました。彼はほんとうに食いしん坊で、よく食べます」
そんなイ・サンユンさんからメッセージ映像が届きました! やはり食べ物の話です(笑)
ちなみにイ・サンユンさんのファンミではサンウさんがメッセージを送ったのですが、残念ながら「営業」って感じで、サンユンさんも「これはないよ~」と言っていたそうです。
イ・サンユンさんは「2度目の二十歳」でチェ・ジウさんと共演されていますね。
お二人とも大活躍です!
今後の予定としては、「お願い、ママ」の撮影のために新作「カファマンサソン」のサンウさんの部分を待ってもらっていたので、2月はまとめて撮影しないといけないそうです。大変ですね。
続いて質問コーナーへ。
なんと、サンウさんが客席を歩いて、直接指名してくれます。
彼が歩き出すと、客席は興奮のるつぼ! なんと、近くで見るサンウさんは、ステージのモニターに映っていたサンウさんより何十倍もカッコいいのです!
ソウルで一番美味しいお店は?
「サムギョプサルは好きですか? 僕の家の近所の、九宜洞(クイドン)にあるヒョンデジョンユッシクタン (現代精肉食堂)です。もうひとつは、清潭洞(チョンダムドン)にあるムドゥンサン(無等山)という、ソルロンタンと牛肉のお店です」
女性の好きな仕草は?
相当困ったのちに、カメラに向かって"すぼめた口に人差し指を当てる"という謎のポーズ(笑)
そしてなぜかガッツポーズ。かわいい...
オススメのデートスポットは?
「また僕の家の近所なのですが(笑) 九宜洞(クイドン)の子供大公園(オリニ大公園)です」
10歳のお子様からは、かつ丼の食品サンプル持っていますか? と聞かれていました。
誕生日のプレゼントにしたかったのだそうです。
結婚の予定は?
「彼女ができて、結婚したいなと思ったらします。今は違います」
さらに「早く結婚しなさい」と言われると、「ワカッタ!」と日本語で答えていました。
それにしても、彼自身は自然体で答えているだけなのに、一生懸命話せば話すほど笑いが起こっていました。なんだかほっこりする、素敵な人でした。
ここで衣装チェンジ。
会場には「お願い、ママ」の映像が流れます。スイカアイスのくだりでは大爆笑~
さて、イ・サンウさんが再登場して後半戦です。
今度は黒い革のジャケットに、グレーのパンツというお姿。
ここからは「お願い、ママ」の名場面再現! イ・サンユと演技でデート!のコーナー。
選ばれたファンがヒロインのユジン役を演じます。
まずは"おんぶ"シーン。サンユさんがおんぶしながら口笛を吹いて歩く場面です。ファンの方は「重いので」と何度も断るのですが、サンウさんは「ダイジョウブデス!」としゃがんでおんぶの準備をしています。しかしファンの方が遠慮して背中に乗りきれないので、何度も失敗。「ダイジョウブ、重くないから、もっと僕に身体を預けて!」とサンウさんが励まし、ようやく成功となりました。最後にサンウさんが思わず屈伸してしまったのは公然の秘密ということで(笑) 本人は「ストレッチです」と言って前屈もしていました。
続いて"クリスマスにお姫様抱っこ"シーン。サンウさんが「メイド・イン・クリスマス?」と口説くと、客席のファンからキャーキャーと声が上がっていました。
では実際にサンウさんがイメージするデートは? ということで、事前アンケートでサンウさんが理想のデートを回答。それをもとに選ばれたファンとヴァーチャルデートを楽しむコーナー。
「12:30に迎えに行って、ベトナム料理でランチ。動物園や公園で散歩してカフェでお茶して、お肉とワインのディナー。彼女が「好きです」と言うと、サンウさんが「結婚しよう」と答える」という設定。
ちなみにプレゼントは、100日記念がブレスレット、誕生日がアンクレット。
彼女を愛する理由は「温かい心」、とのこと。
またまたサンウさんが客席に下りて、デートの相手を探しにいきます。
さきほどのドラマ再現コーナーを見たせいか、ファンはちょっと尻込み...なかなか決まりません。
でも選ばれた方はなんと北海道から飛んできたということで、サンウとデートして、ブレスレットもしてもらえたし、来た甲斐がありましたね!
続いてプレゼント抽選。サンウさんがアレンジした18Kの小さいスプーンのペンダントと、爪磨き。前日に韓国のファンイベントでプレゼントしたものと同じもので、ペンダントは世界に10個しかないそうです。
最後に、サンウさんの子供の頃からの写真で足跡をたどり、ケーキと歌でお誕生日を祝福。
ここでも選ばれたファンがケーキを「あーん」してもらえるサービスが。
サンウさん、ケーキに落ちたろうそくをせっせと取り除いていて、そんな姿も可愛かったです。
「皆さんの応援が僕の力になっています。これからも最善をつくして頑張ります」
と最後の挨拶。
エンディングでは、キム・ジョハンの「サランエ パジゴシプタ(愛に溺れたい)」を歌い、しっとりと決め......るはずでしたが、最後の最後で音を外して、本人もファンも大爆笑~~
で幕を閉じました。
ここまでが2時間強。
この後、なんとさらに、握手会とファンクラブイベントが行われました。
撮影の合間をぬっての来日、サンウさん、ありがとうございました~
(写真提供A・R・A)
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