Cinem@rt

アジアをもっと好きになる

7月12日(金)より公開

アイアム・ア・コメディアン

嫌われ芸人、炎上芸人・・・。政治的な発言をきっかけにネットで炎上し、ついにはテレビから消えたお笑いコンビ“ウーマンラッシュアワー”村本大輔。テレビに居場所を失った彼は劇場、ライブに活路を見出し、自分の笑い”スタンダップコメディ”を追求する。本場アメリカへの武者修行、韓国での出会い、パンデミックの苦悩、知られざる家族との関係。世間から忘れ去られた芸人の真実に『東京クルド』の新鋭ドキュメンタリスト日向史有が迫った3年間の記録。

世間は彼の事を、嫌われ芸人、炎上芸人と揶揄する。彼のことが大嫌いなアンチ村本も多数存在する。テレビで政治的なネタを繰り返したことで、テレビ局が使いにくいから干されたのだと言うと、いや単に面白くないからでしょ、と返される。本当にそうだろうか?彼が独演会を開催するとLINE CUBE SHIBUYA(旧渋谷公会堂)が札止めとなる。そう言えば最近テレビで見ないな…。本当にそこにメディアの忖度は働いていなかったのだろうか。しかし、もはやそんな事はどうでも良いようだ。テレビに居場所を失った彼は日本ではなく世界に目を向けたのだ。世界は広い。そう言うと今度は、日本で通用しなかったから逃げたんでしょ?とまたもや返されるかもしれない。アンチの皆さん、それももうどうでも良いのです。間違いないことは村本が世界に出てお笑いを追求している。自身がメディアとなって日本ではタブーとされていることを表現するためにもがいている。そしてもう一つ間違いないことは、彼は日本のテレビから、消えた=言葉を消された。この国ではミュージシャンやタレントが政治的な発言をするとメディアから消えることがある。お茶の間に問題提起の声は届かなくなる。彼を毛嫌いしている皆さん、是非スタンダップして、この映画で彼のコメディ=言葉に触れてみませんか。

監督

日向史有

キャスト

村本大輔(ウーマンラッシュアワー)、中川パラダイス (ウーマンラッシュアワー)他

スタッフ

製作:株式会社ドキュメンタリージャパン
プロデューサー:石川朋子 植山英美 秦岳志 ゲーリー・ビョンソク・カム
企画プロデューサー:檀 乃歩也
撮影:金沢裕司|編集:斉藤淳一
カラーグレーディング:織山臨太郎(104 co Ltd)|アートディレクション:SOMEONE'S GARDEN|CG制作:ヤシマヒデキ|サウンドデザイン:増子彰(東京サウンド・プロダクション)|MA:富永憲一(NEO P&T)
2022年|日本・韓国|カラー|HD|16:9|108分|DCP|映倫審査区分:G 英語字幕付き上映
配給:SPACE SHOWER FILMS
宣伝:HaTaKaTa
© 2022 DOCUMENTARY JAPAN INC.

TOP