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レポート・インタビュー
キャストインタビュー

「師任堂(サイムダン)、色の日記」キャストorスタッフのインタビューを毎週1名ずつ掲載していきます。
今週は、現代パートではジユンの親友であり修復家のコ・ヘジョン、そして朝鮮時代パートではテリョンの母・コン氏夫人を演じた、パク・ジュンミョンさん!


<プロフィール>
パク・ジュンミョン(コン氏夫人/コ・ヘジョン役) 
1976年3月11日生まれ。94年、舞台「老婦人の訪問」でデビュー。ミュージカル女優として「ブロードウェー42番街」(98)、「シカゴ」(01)、「レ・ミゼラブル」(13)などで活躍。ドラマでは「神のクイズ」シリーズの法医官事務所所長役で知られる。

パク・ジュンミョン(コン氏夫人/コ・ヘジョン役) 

― 「師任堂(サイムダン)、色の日記」に出演を決めた理由を教えてください。

"申師任堂"という素晴らしい人物を扱ったドラマだったからです。ためらわず決めました。

― 脚本をはじめて読んだときの印象は?

"申師任堂"は私たちが良く知っている人物です。しかし、その人物が現代と過去にまたがって描かれている設定にとても引き込まれましたし、新鮮でした。


― コン氏夫人/コ・ヘジョンを演じるうえで演出家・脚本家から受けたアドバイスなどはありましたか?

現在でも朝鮮時代でも、常にイ・ヨンエさん演じるジユンそして、サイムダンの親しい友人であり、ジユンが心を許して頼れる存在としていること。彼女は"気楽で楽しい友達"であるということに気を使うように。そんなアドバイスをたくさんいただきました。


― ご自身が演じるコン氏夫人/コ・ヘジョンについては、どういった印象を抱きましたか? また彼女を演じるうえで、意識されたポイントはありますか?

全体的にシリアスなシーンが多いので、私が演じた2つのキャラクターは、ドラマに"活気"と"面白さ"を与える役割です。
演出家と脚本家も、そのことを念頭に置き私をキャスティングしてくださったと聞きました。
なので、私自身もその部分をとても意識しました。



― 1人2役は今回が初挑戦だったと思いますが、時代が異なる1人2役を演じられていかがでしたか?

演劇の舞台では演じた経験がありましたが、ドラマとしては初めてでした。
ドラマで1人2役を演じるとことは、やはり俳優として非常に魅力的なことです。そして、なにより楽しかったです。


― 過去パートと現代パート、演じられていてどちらが楽しかったですか?

現代という時代にいて、過去と現在を行き来するのではなく、別々に流れる過去と現代なので、それぞれ違う魅力があって、どちらも楽しかったです。
ただ、現代パートの方が、少し楽ではありましたね。
やはりどうしても、過去は時代劇なので、衣装や髪形など、準備の時間が長くかかったので...(笑)。


― イ・ヨンエさんとの共演はいかがでしたか?現場での印象的なエピソードがあれば教えてください。

イ・ヨンエさんがいつも温かい気配りをしてくれたので、楽な気持ちで演じられました。

実は、私はこの作品の撮影序盤に結婚したのですが、現場ではその話はしなかったんです。
でも、イ・ヨンエさんが結婚のニュース記事を見て、家にプレゼントをどっさり送って下さって。とても嬉しかったです。

― 今回、ヤン・セジョンさんとの共演シーンも多かったと思いますが、ヤン・セジョンさんとの共演はいかがでしたか?

ヤン・セジョンさんは、新人俳優としての覇気があり、いつもエネルギーがいっぱい!
彼のそんな演技に臨む姿を見ていて、私もたくさん学びました。



― 演じながら面白かったシーン、楽しかったシーンは?

劇中、安堅(アンギョン)※の「金剛山図」を修復していく過程が面白かったです。

ミン・ジョンハク教授の一味が妨害を続けてくるのに対抗しながら、私たち3人(ジユン、ヘジョン、サンヒョン)があらゆる方法で「金剛山図」を修復していくんです。
また、その過程で、ヘジョンは古美術品修復の専門家として、危険をかえりみずジユンを手助けします。
ヘジョンとジユンが互いにどのような存在なのかが表現されている部分でもあり、思い出に残っています。

※安堅(アンギョン)については、詳しくはこちら ⇒ 「今週のキーワード:15世紀を代表するミステリアスな画家、安堅(アンギョン)」



― 演じながら悩んだシーン、難しかったシーンは?その理由も教えてください。

現代のコ・ヘジョンの職業が古美術品修復の専門家なんです。
ストーリーにおいて修復が重要な部分でもあるので、ぎこちなく見えないように、すごく気を使いました。

撮影現場に実際の古美術品の修復家の方がいらして、いろいろと監修をしてくださったんですよ。
とても助かりました。


― パク・ジュンミョンさんだからこそ知っている、①この作品の見どころ ②コン氏夫人/コ・ヘジョンの見どころをそれぞれ教えてください。

まず、「師任堂(サイムダン)、色の日記」を通して"師任堂"という一人の女性の人生を、さまざまな角度から見守ってください。

そして、コン氏夫人/コ・ヘジョンは、ドラマの"弛緩剤"の役割として、ジユンやサイムダンにとってそうだったように、視聴者の方にも心地よさと笑いを届ける人物になると思います。
特に、安堅の「金剛山図」を修復していく過程を楽しみにしてください~!


― もし「師任堂(サイムダン)、色の日記」で、他の役を演じるとしたらどの役を演じてみたいですか? その理由も教えてください。

キム・ミギョンさんが演じた"ソン館長"の役です。
カリスマ性あふれるギャラリー館長であり、度量が大きい人物です。私が演じたら完全に違う雰囲気になるでしょうね。


― 「師任堂(サイムダン)、色の日記」をこれから見る日本のファンに、メッセージをお願い致します。

映像が美しい「師任堂(サイムダン)、色の日記」をたくさん応援してください! ありがとうございます!


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「師任堂(サイムダン)、色の日記」

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