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レポート・インタビュー
キャストインタビュー

「師任堂(サイムダン)、色の日記」キャストorスタッフのインタビューを毎週1名ずつ掲載していきます。
今週は、朝鮮時代ではイ・ギョムの青年時代、現代ではジユンを支える大学院生ハン・サンヒョンを演じた、ヤン・セジョンさん!


<プロフィール>
ヤン・セジョン(イ・ギョム※青年時代 /ハン・サンヒョン)
1992年12月23日生まれ。韓国芸術総合学校演劇院演技科休学中。16年「浪漫ドクターキム・サブ」でデビュー。※初めてドラマ撮影に参加したのは「師任堂(サイムダン)、色の日記」。


第1回:2017.8.16掲載
第2回:2017.8.17掲載

ヤン・セジョン(イ・ギョム※青年時代 /ハン・サンヒョン)#1

― 今回演じられたイ・ギョム、そしてハン・サンヒョンはどんな役柄ですか?

イ・ギョムは仕方ない理由とその外的な障害によって叶わない切ない初恋をする人物です。
とてもピュアで純粋な、自分の気持ちを素直に表現するタイプだと思います。

現代のハン・サンヒョンという人物は、主人公のソ・ジユンという人物と本質的に同じハートを持っている人物です。
ジユンと一緒に苦難を乗り越えていきますが、基本的に怖いものなしの熱血漢な若者です。

― 「師任堂(サイムダン)、色の日記」がドラマ初出演、そしてこの大作の中でも重要な役どころでしたが、感想は?

最初はとてもプレッシャーを感じました。
オーディションを通じてキャスティングされましたが、一人二役というのも重荷だったし、その負担を感じただけあって練習をたくさんしました。
プレッシャーに押し潰されてはいけないと思い、極力短時間でプレッシャーを感じて、素早くスイッチして私ができることに集中したいと思いました。
大きなドラマであり、出演される方々も凄いのでいろんな要素がプレッシャーとして作用したのは事実です。


― 現場の雰囲気はいかがでしたか?

この作品は事前制作ではありましたが、私の立場からするとまったく余裕など感じる暇もなかったです。
先輩俳優の方々は経験も豊富だし、どんな状況が与えられても余裕でこなせると思います。
しかし私は一日にシーンが一つしかなくても、そのシーンを撮影するための緊張ぶりが半端じゃなかったです。
とにかく、台本に書かれているもっとも現実的で、この状況が何を言いたいのかに対する本質的なことを大事にしましたね。

現場で凄いと感じたのはユン・サンホ監督です。
毎日私だけでなく、スタッフの方々、先輩俳優たちを一人ずつハグしてくれるんです。
撮影が終わってからも同じくハグしてくれます。50~60人を一人ずつハグしてくれるんです。

それが監督からの今日も撮影頑張ろうというメッセージだと私は思いました。
そのおかげで心がとても安らげて、皆が互いに信頼しながらやれたと思います。



― シナリオを最初に読んだ時の印象は?

全体的な印象はとても温かみがあると思いました。
ただ、イ・ギョムのキャラクターから見ると、温かいというよりは少しやるせない、かわいそうな感情が大きかったし、悲しかったです。
彼がとても寂しく見えました。

― (撮影現場的に)デビュー作がイ・ヨンエさん13年ぶりのドラマ復帰作ということで、プレッシャーはありましたか?
また、イ・ヨンエさんとの共演はいかがでしたか?

とても負担が大きかったです。
その分絶対足手まといになりたくないと思いました。

そのためにもっとも基本的なことは演技をうまくこなすことでした。一人で練習する時たくさんマインドコントロールしました。「先輩の方々に迷惑をかけず、足手まといにならないで後悔しないためにはとにかく時間を費やしてたくさん練習しよう」って。

一日睡眠は2~3時間だと決めてました。
それぐらい徹底してやってからこそ堂々といられると思ったからです。

イ・ヨンエ先輩と二人のシーンを撮影する時はその空間にいるのは私と先輩だけなので、心の底から先輩にとても頼りました。

演じながら先輩に100%以上心から頼りにしましたけど、表には出せなかったです。それを表に出すと先輩が負担に思うかもしれないし、そうじゃないかもしれないけど、礼儀に反すると思いましたが、撮影する間とても頼りにしました。

日常生活においてもイ・ヨンエ先輩にはいろいろと気遣っていただきました。




― イ・ヨンエさん以外の他の共演者の方とのエピソードを教えて下さい。

パク・ジュンミョン先輩と一緒にいるとなぜかとても雰囲気が愉快になります(笑)。
イ・ヨンエ先輩とパク・ジュンミョン先輩、そして私、三人が一緒にいる時はいつも楽しくて楽しくて。
パク・ジュンミョン先輩がムードメーカー役を見事にこなしましたね。



― サンヒョンはジユンをとても慕っているように思いました。
サンヒョンにとってジユンはどんな存在だと考えて演じられましたか?

信じて従う存在?そして同じハートを持ってる感じ?
同じ考えを持っている人だと私は思いました。

<第2回へつづきます>

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