2015年11月30日に行われた撮影現場取材のレポートです!
現場の雰囲気だけでなく、なかなか知ることのできない現場取材の雰囲気や記者への手土産なども知れる、興味深い内容になっています!
前編:記者会見へ (2017.1.11更新)
後編:撮影現場へ (2017.1.12更新)
※この記事は、2015年12月「CinemartMAGAZINE」に掲載された記事を再掲載しております。
後編:撮影現場へ
続いて屋外にて、ソン・スンホン氏のリハーサル取材。
200人以上の取材陣が、彼の姿を求めて右往左往。
けもの道のような山道を登ります。
国際的な注目作だけあって、取材陣への注意書きボードも、韓国語、中国語、日本語、英語で書かれる念の入れよう。
因みに、個別インタビューから、スンホン氏のリハーサルの間に予定されていたランチタイムは、時間不足で省略されました(涙)。
ここまで皆さん、朝6:00にバスで食べたパン以外は口にせず、頑張ってます!
時代劇のコスチュームを着たスンホン氏は「Dr.Jin」以来ですが、いい男は何を着ても様になりますねー。。。
と思ってると、わずか10分であっという間にリハーサルは終了~。
こんなに観客がワサワサいるところじゃ、落ち着いて演技できないだろうな〜と、
自分もその一人であることはさて置き、お気の毒に思ってしまいました。
続いて行われたイ・ヨンエ氏の屋外シーンリハーサル。
今回、一人二役で現代に生きる大学助手と、朝鮮時代の女流画家サイムダンを演じる彼女ですが、ここは現代シーンの撮影でした。
韓国国内メディアの後に、海外メディアの取材。。。
ということでしたが、ポーズを決めた彼女の姿を写真撮影するだけで、ものの5分で終了〜。
これには長々と待たされた海外メディアもご立腹で、
交渉の結果、動画撮影チームのみが現場に入ることを許されて、改めての取材となりました。
外で待っていた我々の前を通りかかった5歳くらいの男の子と女の子。。。
周りにSPがいたり、妙に大人達が気を遣ってるなあと思ったら、やはりイ・ヨンエ氏の双子ちゃんでした。
お母さんの撮影中は、一緒にホテルに滞在してるようです。
彼女の撮影時間は朝10:00-夜10:00に限られているようですが、ずっとお母さんを待たないといけない子供達も大変ですね。。。
余談ですが、中国メディアの方々が、「イ・ヨンエ氏と一緒に記念撮影がしたい!」と制作会社の方にグイグイと迫っていたのが印象的でした。多分、無理だったと思うのですが、どうだったかなあ?
こういう時、我々日本人はおとなしく失礼してしまうのが常ですが、中国の方々のストレートで堂々とした態度がちょっと羨ましかったりした一コマでした。
やっと全ての行程を終えて帰途に就いた我々に配られた紙袋。
「イ・ヨンエ氏とソン・スンホン氏から、皆さんへのプレゼントです」と。うわ〜、これは嬉しい!
子供が生まれてから、無添加の化粧品や石鹸を扱う「Lyanature」ブランドをプロデュースしているイ・ヨンエ氏。
防腐剤無添加、100パーセントのオーガニックをコンセプトにした高級ブランドです。
オンラインほか、ソウルの三清洞にあるリアルショップでも購入できます。
こんな高級品を海外からの取材陣全員に用意するとは、さすがの一言。
あ、スンホン氏からも、ご自身がイメージキャラクターを務めるブランドのディフューザーを頂きました!
ソウルから3時間をかけてきたカンヌンでの1日を温かい気持ちで終えることが出来ました。
<おわり>