歴史をより深く!
「師任堂」がより楽しめる歴史豆知識

「師任堂(サイムダン)、色の日記」を見るうえで、この歴史をしっているともう1歩深くドラマを楽しむことができる。そんな豆知識をご紹介します。

中宗反正

第10代王・燕山君の暴政に臣下の怒りが爆発、1506年に中宗の側近であった朴元宗、成希顔ら勲旧派勢力が、中宗を担ぎ上げて起こした宮廷内のクーデター事件。
これにより、燕山君は廃位、中宗が即位しました。

これにより、燕山君の暴政には終止符が打たれたものの、政治の主導権は勲旧派勢力に戻ることになりました。
しかし中宗は、士林派を多く登用したことから、政治体制の矛盾の根本的な是正には至らず、以降、勲旧派・士林派の対立が同じように続くこととなりました。

実在の申師任堂の父は、中宗代のこの勢力争いで官職を諦めて郷里に隠居したと伝えられています。

ところで、反正(パンジョン)という言葉は「政治を誤った王を退かせ、新たな王を立てる」ことを指しています。
中宗反正のほかには、1623年に光海君を追放した「仁祖反正」があります。