コラム
鑑賞コラム

BSフジにて放送中の「師任堂(サイムダン)、色の日記」。
この放送に併せ、鑑賞コラムを掲載!
ライター高橋尚子さんが、より深く・より楽しく「師任堂~」を味わうためのポイントを、毎話放送後にお届けしていきます。

※コラムはその日放送された回の内容に触れています。まだご覧になっていない方はご留意ください。
※話数は、BSフジ放送版(全44話)です。


Text:高橋尚子(ライター兼編集者)
韓流ブーム初期から雑誌や書籍で原稿を執筆。
2005年には「韓国TVドラマガイド」(双葉社)を企画・創刊し、現在まで責任編集(執筆含む)を担当。
DVDのオフィシャルライターとしても「宮〜Love in Palace」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「シンイ−信義−」「仮面」など、多くの作品に関わってきた。王道の胸キュンロマンスを得意とし、「イルジメ[一枝梅]公式応援ブログ」などWEBでの原稿執筆や、韓流トーク番組「どっぷり衛星劇場」のコメンテーターとしても活躍中。

第42話<BSフジ放送版>

サイムダンとジユンが、まさかのタイムスリップで出会う(ただし夢の中)という展開に度肝を抜かされた今回。

以前、大きなカメラを持った何者かが(後ろ姿はあの方にそっくり)ルーベンスの絵ハガキ「韓服を来た男」をジユンに残していったことがありましたが、

その絵のモデルこそ、ギョムであることが判明いたしました。

そうだろうなと思ってはいましたが、その絵を見たサイムダンの言葉によってジユンが知ることになるとは!

ちなみに、この「韓服を来た男」はルーベンスのデッサン画で、
西洋芸術家が描いた最初の朝鮮人と言われているそう(真偽のほどは定かでありません)。

日本に来ていたイタリア人に出会いヨーロッパの地に足を踏み入れた最初の朝鮮人「アントニオ・コレア」だという説をとなえる学者もおり、この絵をヒントに書かれた「アントニオ・コレア―ベニスの開城(ケソン)商人」という小説もあるほど。

それほど、韓国では知られた絵なのかもしれません。

だからこそ、ジユンはその男がギョムと知ったとき、「彼はフランシスコ・ザビエルに会ってイタリアに渡ったのだ」と察し、サイムダンにギョムを生かすための助言をしたのでしょう
(学者の説は、宣教師ザビエルではなく商人フランチェスコ・カルレッティの方です)。

しかし、ジユンの助言で、サイムダンがギョムを助けることになるという展開がなんとも斬新です。

一方、朝鮮時代では獄中のギョムが、首から下げた比翼鳥の印を握り、静かに涙を流しておりました。
悲しいこの状況で不謹慎とは思いつつ、憂いを湛えたお顔の美しさに惹き込まれ、

イケメンってそれだけで心打つわぁ

とうっとり(こんな感想、すみません)。


そんな中、サイムダンはジユンの助言に従い、ギョムを慕う人々を集め、彼を救う計画を企てていきます。
この過程で、いかにギョムがすべての人に分け隔てなく接してきたか、その徳に触れることになるわけですが。
そういう人間性までサイムダンに重なり、2人が夫婦だったら最強だったろうなぁと思ってしまいます。

そして、現代では亡くなったと思っていたジユンの夫ミンソクが戻り、何かが大きく変わりそうな予感。
ジユンとミンソク夫婦は苦境を乗り越えられるのか? 
また、サイムダンはギョムを助けられるのか? 



次回が待ちきれません~!


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<放送情報>
●BSフジ 放送中! 
毎週(月)~(金) 14:59~16:00 
【公式サイト】

<DVD情報>
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