コラム
鑑賞コラム

BSフジにて放送中の「師任堂(サイムダン)、色の日記」。
この放送に併せ、鑑賞コラムを掲載!
ライター高橋尚子さんが、より深く・より楽しく「師任堂~」を味わうためのポイントを、毎話放送後にお届けしていきます。

※コラムはその日放送された回の内容に触れています。まだご覧になっていない方はご留意ください。
※話数は、BSフジ放送版(全44話)です。


Text:高橋尚子(ライター兼編集者)
韓流ブーム初期から雑誌や書籍で原稿を執筆。
2005年には「韓国TVドラマガイド」(双葉社)を企画・創刊し、現在まで責任編集(執筆含む)を担当。
DVDのオフィシャルライターとしても「宮〜Love in Palace」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「シンイ−信義−」「仮面」など、多くの作品に関わってきた。王道の胸キュンロマンスを得意とし、「イルジメ[一枝梅]公式応援ブログ」などWEBでの原稿執筆や、韓流トーク番組「どっぷり衛星劇場」のコメンテーターとしても活躍中。

第19話<BSフジ放送版>

せっかく5日で5000枚の紙を作ったにもかかわらず、騙されていたと知るサイムダン。
見ている我々さえムカつくほどなので、本人はどれだけ口惜しく、ショックなことでしょう。

が、さすがサイムダンは違います。
転んでもただでは起きません。
紙作りを手伝ってくれた流民たちのためにも、「手ぶらでは帰れない」と、道端で紙を売り始めます。つよい!!

そんなサイムダンを陰から見守る男がおりました。

そうです、ギョムです。

彼はここで思わずこう言います。

「力仕事では飽き足らず、露店を始めるのか」

大変な女人を愛してしまったもので、ギョムの心は休まるヒマがありません。
おいおい、辞めてくれよ!と思いつつ放っておけず、彼女がフィウムダンの手下たちに邪魔されると、つい助けに出てしまうわけ。

そして、幾人もの男たちをかわし、王族の証である扇子を振りかざすギョム。
水戸黄門の印籠がごとく、扇子ひとつでさーっと皆が引き、誰も手出しできなくなる様も痛快で!

しかし、
この様子を陰で見ていたフィウムダンの激昂ぶりたるや!
ギョムとサイムダンがいまだ続いていると思い込み、怒りがこみ上げるわけですが、彼女の愛憎の深さ、怖さを感じますねぇ。

そんななか、サイムダンはギョムを振り返りつつ、ヒャンに促されながらその場から避難するわけですが。
男たちの相手になりつつ、彼女が無事逃げ遂せるのを脇目で見守るギョム。

あぁいいなぁ、この構図!
互いを案じながら、離れざるを得ないの図!

さらに、この後、売れ残ったサイムダンの紙を比翼堂に持ち帰り、その良さを皆に知らそうとするギョムの姿も、ニヤリもの。
紙を前に「一体どこで手に入れたんだ?」と、わざとらしい小芝居をイ・フと繰り広げ、紙の質の文句を言う者には「紙作りは大変なんだ。紙職人の苦労を知れ!」と言い返したりして。

このギョムの陰の奮闘ぶりをサイムダンに伝えたいわ!


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<放送情報>
●BSフジ 放送中! 
毎週(月)~(金) 14:59~16:00 
【公式サイト】

●LaLaTV 8/21(月)~
毎週(月)~(金) 13:30~
【公式サイト】

<DVD情報>
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