コラム
鑑賞コラム

BSフジにて放送中の「師任堂(サイムダン)、色の日記」。
この放送に併せ、鑑賞コラムを掲載!
ライター高橋尚子さんが、より深く・より楽しく「師任堂~」を味わうためのポイントを、毎話放送後にお届けしていきます。

※コラムはその日放送された回の内容に触れています。まだご覧になっていない方はご留意ください。
※話数は、BSフジ放送版(全44話)です。


Text:高橋尚子(ライター兼編集者)
韓流ブーム初期から雑誌や書籍で原稿を執筆。
2005年には「韓国TVドラマガイド」(双葉社)を企画・創刊し、現在まで責任編集(執筆含む)を担当。
DVDのオフィシャルライターとしても「宮〜Love in Palace」「トキメキ☆成均館スキャンダル」「シンイ−信義−」「仮面」など、多くの作品に関わってきた。王道の胸キュンロマンスを得意とし、「イルジメ[一枝梅]公式応援ブログ」などWEBでの原稿執筆や、韓流トーク番組「どっぷり衛星劇場」のコメンテーターとしても活躍中。

第16話<BSフジ放送版>

フィウムダンが、あの貧しい旅籠の娘ソクスンであることを、ギョムとサイムダンが知ることになりました。
ギョムはあの娘が怪我をしていたこと、そのまま置き去りにしてしまったことも覚えておりました。
ただし、
それが彼女の心に傷を残したとは全く気付いていない模様。
あぁ、どこまでも罪な男です。

一方、サイムダンの息子ヒョルリョンは詩画展を途中退座してしまった母に怒り、家に帰らない!と言い出す始末。
母の事情を知らないヒョルリョンが怒るのも当然です。

そんなヒョルリョンの気持ちを察しつつ、「あの頑固さは、昔のそなたそっくりだ」とサイムダンに語りかけるギョム。
そのままふっと笑う様、「ヒョルリョンは私に任せて帰りなさい」と告げるギョムの大らかな対応に、再び惚れてしまいます。

加えて、すねるヒョルリョンの肩を抱きつつ、同じ目線で話しかけるギョムの助言が良くて!
彼はこう言うのです。

「自分の思いを口にするのだ」と。

母親なら言葉にしなくても子供の気持ちはわかっているはずだ。
そうヒョルリョンは思い込んでいますが、例え親子でも、言葉にしなくては気づかないこともたくさんあるもの。
だから、気持ちを伝えることは大事なのだと、ギョムはヒョルリョンに話すのです。

思えば、ギョムはいつだって、気持ちをちゃんと言葉にする人でした。
サイムダンに対しても、王に対しても、誰に対しても。
だからこそ、人を安心させ、惹き付けるのかもしれません。

そして、かつてのサイムダンもそうだったはず。

しかし、今のサイムダンはギョムにはもちろん、息子にもちゃんと気持ちを言葉で表現しない面があります。
が、この回、言葉で気持ちを伝えることの大切さを、ヒョルリョンの反発でようやく気づくのですねぇ。
寝床で母子が互いの気持ちを伝え、心を近付けるシーンは、じわりと胸の来るものがありました。


ちなみに、ヒョルリョンを家に送り届けたギョムが、去り際にヒョルリョンとウインクし合うやり取りは、
「男同士の絆」「2人だけの秘密の暗号」のようで、リピートしたくなるほどツボだったシーンです♡

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<放送情報>
●BSフジ 放送中! 
毎週(月)~(金) 14:59~16:00 
【公式サイト】

●LaLaTV 8/21(月)~
毎週(月)~(金) 13:30~
【公式サイト】

<DVD情報>
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映像特典:メイキング/インタビューほか
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