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アジアドラマの処方箋#5|“私、こじらせてる?”ときは「孤高の花」がおすすめ!《後編》




"こじらせ女子"卒業の極意が詰まった『孤高の花~General & I~』。
前編ではヒロインの女軍師・白娉婷の視点から物語を紹介しましたが、後編はウォレス・チョンが演じる楚北捷を中心に続きの物語を見ていきましょう!



どんなことがあっても白娉婷との愛を貫くと決意した楚北捷。
ところが、様々な陰謀が2人に襲い掛かります。
しかも、楚北捷を父の仇と思い、白娉婷に思いを寄せる何侠は、ますます楚北捷に敵愾心を燃やし、彼女を取り戻そうと追ってきます。

その結果、何侠に白娉婷を奪われてしまった楚北捷ですが、彼女に誓った通り諦めずにその行方を追います。
そして、白娉婷を奪い返すため白蘭に進軍すると、何侠と一対一の対決に臨みます。

ところが......
白娉婷は楚北捷に別れの文を残して去っていくことに。
いったい、なぜ?
その後、彼が受け取ったのは、白娉婷の訃報でした。

それから数年が過ぎたころ、商人の冬定南に身をやつした楚北捷は、嬌?楼に潜伏していました。



そこである日、ある人物と囲碁の対局をすることになります。
その勝負の仕方は一風変わっていて、互いに別の部屋にいて顔を合わさないまま、口頭で碁石を打つ場所を伝えるというものでした。

すると......
碁石の指し方で楚北捷は相手が白娉婷ではないかと気づきます。
そして、ついに2人は再会し......!?



楚北捷が囲碁の対局で相手が白娉婷だと気づいたのは、彼女の軍師としての才能をリスペクトしていたからですね!

愛する女性に対して、か弱い女性を守るという意識ではなく、対等なパートナーとして接する楚北捷。
彼が現代女性の心をもつかむイイ男なのは、まさにそんなところでしょう。

しかも、死んでいたと思っていた白娉婷と再会しても、彼の態度はあくまで控えめです。

世の中には別れてもいつまでも「オレの女」といった態度を取る元カレや元夫が存在しますが、楚北捷に限ってそんなことはありません。
彼女が今でも自分を愛しているとわかってはじめて、男らしく抱きしめる!←ココ、胸キュンポイントです!




【楚北捷に見る!イイ男の定義】

1 口だけでなく行動で愛を示す
2 妻・恋人を対等なパートナーとして見る
3 女性の意思を尊重してくれる


ちなみに......
楚北捷のイイ男ぶりに説得力があるのは、演じているウォレス・チョンの魅力も大きいですね!

実際、ウォレス自身も楚北捷のように、物腰柔らかな紳士なのにワイルドな味と男らしい色気がある、歌って踊れる素敵な俳優さんです。


そんな楚北捷からイイ男の定義をまとめてみると......

たとえ見た目はタイプじゃなくても、いつの間にか夢中になってしまう女子が続出!
ラブシーンとなると本当に情熱的で真に迫っていて、彼の眼差しを見ているだけでヒロイン気分になって、「私、愛されてる!」って妄想できちゃうこと間違いなしです。

以上、"こじらせ女子"にとってためになるポイントがちりばめられた『孤高の花~General & I~』はいかがでしたか?

白娉婷に生き方を学び、楚北捷とのロマンスを体感すれば、もうダメ男にも引っかからない!?
騙されたと思ってぜひ本編をご覧ください(笑)。

但し、ウォレス・チョンが好きになりすぎて、別の方向でこじらせてしまう副作用が出てくる場合がありますので、くれぐれもお気をつけください??





Text:小酒 真由子
フリーライター。欧米からアジアまで幅広くTVドラマについて執筆中。
アクション、ラブ、サスペンスと三拍子揃った中国時代劇は大好物。
ウォレス・チョンが歌手デビューした当時、台湾に留学していた経験あり。




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<処方箋>





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発売・販売元:エスピーオー
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