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韓国に関するイベントのレポートをお届けします。

【イベントレポ】5/18 KCON K-DRAMAファンミーティング <チュウォン>




※太字=チュウォンの発言


大きな歓声の中、爽やかなライトブルーのスーツで登場したチュウォン。先日のファンミーティングに引き続き、2日連続で日本のファンに会えたということで
「こんにちは!昨日も今日も、日本のファンの皆さんにお会い出来て嬉しいです。これから1時間楽しい時間にしましょう!」
とスタートからとびきりの笑顔を見せてくれる。




今回のイベントのコンセプトは、イベントが2年ぶりということにちなみ「ハローアゲイン(HELLO AGAIN)」。コンセプトのスペル「H・E・L・L・O・A・G・A・I・N」に沿って、コーナーが展開されていく。


最初のコーナー"H"は「ハイ エブリワン(Hey everyone)」。インスタグラムにも挙がっていない、ここだけの写真を見ながら、チュウォンの普段の過ごし方を紹介していくものだ。

1枚目の写真は、ジムで撮影されたタンクトップ姿のセルフィー。司会者から「どれぐらいの頻度で、どんな運動をしているの?」と聞かれ、
「一週間に6日ほどジムに通っています。1回のトレーニング時間は、大体3時間ぐらい。普段はウエイトトレーニングをして、そのあとに有酸素運動を1時間。有酸素運動は自転車やウォーキングをしています。」
と明かす。

2枚目の写真は、カフェでのセルフィー。黒いTシャツを着たチュウォンが頬杖をついている。
この写真は「日常生活の写真を撮ってきて言われて撮ってみたのですが、あまり上手に撮れなくて...あまり気分がよくない表情をしています(笑)。」
とのこと。

司会者から「カフェはよく行くんですか?」と質問され
「はい。ファンの方はご存知かもしれませんが、僕はコーヒーがすごく好きなんです。ただ最近コーヒーを飲むとあまりよく眠れないので、カフェではお茶を飲むようにしています。なのでこの時もアイスのラベンダーティーを飲んでいました。」
と話してくれた。




3枚目の写真は、トレンチコートの襟を立てサングラスをかけたチュウォンが運転している写真。
「運転は好きですが、普段はマネージャーが運転してくれるので、頻繁にはしません。たまにドライブするときは思いっきりカッコつけて運転します(笑)」と話す。

休日のお気に入りのドライブ先を聞かれると、
「韓国の坡州(パジュ)です。道が混んでいないんです。景色もきれいですし、ステキなカフェも多いんです。」
と明かしてくれた。(ついでに愛車の車種はSUVだそう。)





続いてのコーナー"E"は「エクスプレッション ミッション(Expression Mission)」。司会者からお題のフレーズが提示されるので、LINEなどのアニメーションスタンプのように、そのフレーズを動きで表現してみるというゲーム。

「僕のハートを受け取って!」というお題に対しては、客席に向かって胸元から指ハートを出して投げてみたり、「ええ~ん(泣)」では、下唇をだして「ぶうっ」という表情してみたり。どの表情や動きも可愛く、客席からは大きな歓声と「このスタンプほしい~!!」との声が挙がる。





3つ目のコーナー"L"は「ロンリー(Lonely)」。チュウォンが兵役中に、ファンのことが恋しくなった瞬間BEST3を紹介。

第3位:2年前に入隊したとき
「皆さんのお見送りを受けて入隊したのですが、入ってすぐに恋しくなってしまいました。兵役中も、お手紙をたくさんいただきました。本当は、兵役中はそういう物は受け取れないのですが、皆さんがあまりにたくさん送ってくださるので、部隊の方も諦めてくれました(笑)。」

第2位:ドラマ「猟奇的な彼女」の放送を見ていた時
「僕が入隊してすぐに放送が始まったのですが、ファンの皆さんは今この放送を見ているんだなと思いを馳せて、皆さんが恋しくなりました。」

第1位:除隊して、ファンミーティングを準備している時
「軍隊にいるとき、今後ファンミーティングをするときはどんな歌を歌おうとか、どんな姿をお見せしようと想像していたんです。それで除隊後にファンミーティングをやることが決まり、その時に皆さんにお会いできるとわかって恋しくなりました。
今こうやって皆さんと実際にお会い出来てとても幸せですし、僕は本当に皆さんのことが好きです。」


チュウォンのファンへの熱い想いを聞き、会場からは大きな拍手が送られる。





4つ目のコーナー2つ目の"L"は「レイトゥリー(Lately)」。写真を見ながら、チュウォンの最近の出来事についてトーク。

スクリーンには、チュウォンが最近旅行したというグランドキャニオンの写真やロサンゼルスの博物館の前で撮った写真がスクリーンに映し出される。
「最近は、旅行でLAに行ってきました。ラスベガスに行き、その後、運転してグランドキャニオンに行きました。LAでたまたま行った博物館の前がフォトプレイスになっていて。せっかくなので写真を撮ってきました。

この旅行では、新しい経験が出来ましたし、除隊後、自分の考えを整理する良い機会になりました。何か特別なことがあったわけではないのですが、"旅をする"ということ自体にとても意味があった旅行でした。」

次は、本棚にものすごい量の台本が積んである写真が映し出され、
「これは除隊してから届いた台本なのですが、70作品以上あります。いま次回作を選ぶために届いた台本を読んでいるのですが、量が多くてもうチャンポン状態です。」
と笑う。

司会者から次回作を選ぶときの基準を聞かれ、
「一番大事なのはキャラクターです。最近は真新しいものが不足しているように思えて、視聴者の皆さんの関心を惹きつけるような作品じゃないといけないなと思っています。そして今、70作品ある中から10作品まで絞りました。」
と明かしてくれた。



5つ目のコーナー"O"は「ウップス!(Oops!)」ということで、サプライズでチュウォンからファンの皆さんにアカペラで歌のプレゼントが送られた。


6つ目のコーナー"A"は「アクティング(Acting)」。兵役中、演技をしたいと感じた瞬間BEST3を紹介してくれるコーナーだ。

第3位:テレビや映画で良い作品をみたとき
「例えば『ボヘミアン・ラプソディ』や『search/サーチ』、『完璧な他人』などです。キャラクターも作品自体も素晴らしかったので、作品を観ながら早く復帰したいなと思いました。

良い作品を観ると、焦りも感じました。でもそういった焦りは、兵役中に限らず常に持っていないといけない俳優の資質だとも思います。また、その演技ができない期間も大事に過ごすということも大切だと思います。」


第2位:辛い訓練をしているとき
「本当に戦争が起こった時のための実践的な訓練があるのですが、手榴弾を投げたりもします。その訓練でテストを受けたんですけど、幹部の方がA+と評価してくれました。その評価の横にカッコで(演技がとても上手)と書かれていて(笑)。僕は、そういった訓練の時も「これは演技なんだ」と思ってやっていたので。それを見て、演技がしたくなりましたね(笑)。」

第1位:当直勤務をしているとき
「夜勤で夜を過ごしていると、考える時間が増えて、どうしても演技のことを考えてしまいました。」


6つ目のコーナー"G"は「グッドシーン(Good scene)」。チュウォンが自分自身を作ったと思うグッドなシーンの作品BEST3を紹介。





第3位:「製パン王 キム・タック」
「演じたマジュンは感情の起伏が激しく不安定なキャラクターでした。感情を出すシーンが多かったのですが、視聴者の方にもマジュンの心細さを感じていただけたのではないかと思っています。」





第2位:「ヨンパリ ~君に愛を届けたい~」
「この作品は、「グッド・ドクター」という作品で医者を演じた後に出演した作品でした。なので、医者としての知識がすでに頭に入った状態で撮影に臨むことができ、治療シーンでは、より医者らしい演技をお見せできたのではないかと思っています。

またこの作品が放送されていた時は、韓国でドラマの視聴率が低迷していた時期だったのですが、この作品でまた視聴率が上げることができた作品でもあります。」






第1位:「グッド・ドクター」
「たくさんの方に愛していただけた作品ですし、私自身も忘れられない作品です。演じたシオンというキャラクター自体が皆さんに愛されるキャラクターだったと思います。

特に印象に残っているのは、シオンが発作を起こすシーンです。そのシーンの演技は非常に気を遣いましたし、また多くの方に評価されたシーンでもありました。

日本とアメリカでもリメイクされましたが、2つとも拝見しました。どちらもとても好評だったことも聞きましたし、噂で日本ではシーズン2も作られると聞いていますので、この機会にぜひ韓国版も皆さんにご覧いただきたいなと思っています。」




7つ目のコーナー"A"は「アンサー(Answer)」。KCON会場で来場者から寄せられたチュウォンへの質問に答えるというもの。質問が書かれたたくさんの付箋の中からチュウォン自身が選んで答えるのだが、毎回さも日本語が読めるように付箋を選び、それっぽく話してみせるチュウォンに、会場からは爆笑が巻き起こった。



Q:日本のミュージカルにも出演して、美声を聞かせてほしい!
「実は以前、そういったお話をいただいたことがあるんです。その時は別の作品の撮影が入っていて叶わなかったのですが、またそういった機会があればぜひ日本の舞台にも出演したいと思います。」(会場拍手)

Q:この前のアメリカ旅行は楽しかったですか?
「アメリカだから特に楽しかった、というより、旅行だから楽しかったです。これがもし仕事での渡米だったら仕事に縛られていたと思います。1日中のんびりすごして、ハンバーガーだったりたくさん食べていたのですが、なぜか痩せて帰ってきました(笑)。」

Q:好きなお寿司のネタは?
「(日本語で)全部愛してます!
絶対食べるのはウニです。見た目がグロテスクなネタは食べれないですね。
(司会者から「ウニも少しグロテスクじゃない?」と聞かれるも)ウニは美味しいから大丈夫!(笑)」

Q:久しぶりの日本だと思いますが、食べたい料理はなんですか?
「ソバが大好きなんですが、もうソバは食べてきました(笑)。基本的に天ぷらや薬味などのトッピングはしないで、つゆだけで食べるのが好きですね。」





8つ目のコーナー"I"は「インサイダーアイテム(Insider item)」。韓国で流行していたウサ耳帽子をかぶり、「江南スタイル」の曲に合わせてウサ耳を動かすゲームに挑戦。

早い曲調に併せて、「オッパ」の時は両耳、「カンナム」の時は右耳、「スタイル」の時は左耳を上げるのだが、思わずチュウォンも「(日本語で)むずかしい...」とぽつり。だが、いざ挑戦してみると持ち前の運動センスで、さらっと踊れてしまうチュウォン(笑)。本人も「意外と簡単でした」と笑顔。またウサ耳帽をぴょこぴょこさせる様子の可愛らしさに、客席からは歓声があがった。




最後のコーナー"N"は「ネクスト(Next)」。今後の活動についてのトーク。次回作についてはまだ話すことはできないようで、唯一教えてくれたのは「面白い(作品)です!」ということ(笑)。

また、
「除隊して、今後は成熟した男性としての演技が求められるようになってくると思います。ただ自分の少年のような本質はなかなか変えることが出来ないので、これからは少年のような姿と、大人の姿の両方をお見せできるよう努力したいと思っています。いい演技、いい人柄で皆さんにたくさんお会いしたいと思っています。」
と語り、復帰への強い意欲を見せてくれた。

最後にファンへのメッセージを求められ、
「昨日今日と皆さんから幸せな時間をいただきました。ありがとうございます。こういった幸せな時間をこれからもたくさん用意したいと思っているので、ぜひ期待していてください。またすぐにお会いできる日を楽しみにしていてください。その日まで、皆さん健康で1日1日を楽しく幸せに過ごしてください。(日本語で)ありがとうございます~!」
と笑顔で語り、充実のイベントは幕を閉じた。





<おわり>


==========

「KCON 2019 JAPAN」

開催日:2019年5月17日(金)、18日(土)、19日(日)
開催場所:幕張メッセ 国際展示場ホール(千葉県千葉市美浜区)

KCON 2019 JAPAN 公式サイト  http://kconjapan.com/



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