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【シネマートで今やってます。vol.30】『グッバイ・シングル』美魔女キム・ヘス×守護神マ・ドンソク共演の話題作!




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こんにちは。エスピーオー宣伝担当Yです。
いよいよ新年度がスタートし、新たな場所で新たな気分で何かを始められた方も多いかと思います。特に大きな変化などはない私も、やっぱり新年度ということで、ちょっと新鮮な気分になったりしています。
今回の映画レビューコラムは、そんな期待と不安と新鮮な気持ちでいっぱいのこの時期にぴったりの、笑って泣けるヒューマン・コメディ作品をお届けしたいと思います。



『10人の泥棒たち』のキム・ヘスと、『新感染 ファイナル・エクスプレス』のマ・ドンソク、近年さらに人気や評価が高まっている2人が共演している『グッバイ・シングル』。個人的には、ここにもう一人の主要キャストとなる『トガニ 幼き瞳の告発』のキム・ヒョンスを含め3人の魅力をたっぷりと感じられる作品でした。


キム・ヘスが演じる主人公ジュヨンは、年齢を重ね人気に陰りがみえてきた元トップ女優。付き合っている年下の恋人にも浮気され、絶対に裏切らない存在が欲しくて「母親になりたい」と思うようになります。年齢を感じさせない女優さんが多い韓国ですが、その中でもピカイチと言ってもいいくらいの美魔女キム・ヘス。まず目を引いたのは、その素晴らしいボディスタイル!



元々ボンキュッボンの芸術的とも言えるそのスタイルも魅力のひとつだった彼女ですが、Sラインのその素敵なスタイルに改めて圧倒されてしまいました。そして、そのキャラクターも魅力的でした。あまり賢くなくて感情のまま行動し周囲を振り回す女優ジュヨンを、コミカルにキュートに演じていたキム・ヘス。記憶に新しいドラマ「シグナル」で魅せてくれた、硬派で頭の良い優秀な刑事役とは180度違う、笑ったり泣いたり、そのくるくる変わる表情がとっても魅力的で、その魅力にパワーにますます惹きつけられてしまいました。

「シグナル」チャ・スヒョン役
(C)2016 Studio Dragon & ASTORY


180度と言えば、ドラマ「シグナル」でも優秀な刑事となった現在と20代の可愛い新人刑事だったころを見事に演じ分けているキム・ヘス。キュートさを出したコミカルな役どころも、女っ気のないシリアスな役どころや、存在感たっぷりのカリスマ溢れる役どころも見事に演じられる、その演技力の高さは本当に素晴らしくて、観るたびにどんどん進化しているのでは?と思わせてくれるほど・・・。次はどんな姿を魅せてくれるのか本当に楽しみな女優さんです!

「シグナル」20代のチャ・スヒョン
(C)2016 Studio Dragon & ASTORY


そして、そんなキム・ヘス演じるジュヨンを、まるでマネージャーか恋人のように支えてきたのがマ・ドンソク演じるピョング。ニューヨーク帰りの敏腕スタイリストで、ジュヨンの長年の友人という役どころなのですが、優しく包容力たっぷりに演じています。マ・ドンソクと言えば、その重量級の体格からもハードな作品で観ることも多かったのですが、時折見せるキュートさから、広く愛される俳優の一人として主演作も多くなってきています。キム・ヘスとの絶妙なコンビネーションは観ていて楽しかったですし、夫であるピョングを振り回すジュヨンをあまり良く思っていない妻役のソ・ヒョンジンとのカップルシーンも、もっと観ていたかったほどお似合いでした。



もう一人の主要キャスト、キム・ヒョンス演じる女子中学生と出会い、母になりたいジュヨンは妊娠の偽装をすることになります・・・。後半、涙腺の弱い私同様、キム・ヒョンスの演技に涙する人もきっと多いはずで、この作品の中で彼女の果たした役割はホントに大きかったと思います。単なるコメディ映画として終わらせなかった彼女に拍手を贈りたいです!その迫真の演技からも韓国のみならず日本でも大きな衝撃を与えた『トガニ 幼き瞳の告発』や、宮部みゆき原作のドラマ「ソロモンの偽証」での活躍から、その演技力の高さが以前から評価されているキム・ヒョンス。子役ながら、将来がほんとに楽しみな女優さんです。

「ソロモンの偽証」コ・ソヨン役
cJTBC co., Ltd all rights reserved
原作:宮部みゆき「ソロモンの偽証」(新潮社)


話を戻しますと、突然の妊娠発表に大慌てのピョングたちスタッフですが、CM契約がいくつも舞い込むなど下がる一方だったジュヨンの人気は一気に上がっていくことに・・・。これ以上はネタバレになってしまうので、ここまでにしておきますが、この元トップ女優の妊娠騒動はどんな結末を迎えるのか、ぜひ、みなさんにも見届けてもらいたいですね。



ちなみに、ドラマ「品位のある彼女」で財閥の会長役を演じたキム・ヨンゴンがジュヨンの事務所代表役で登場していたり、この作品にはいろんな形でたくさんのキャストが出ています。個人的に一番"おおっ!"となったのが、ドラマ「ミセン-未生-」のオ課長ことイ・ソンミンが、ジュヨンの憧れの国民的ニュースキャスター役で登場したり、同じく「ミセン~」のハ代理を演じたチョン・ソクホが「申 師任堂」というドラマの監督役で登場したりしたこと。


「ミセン-未生-」オ・サンシク役
(C)CJ E&M Corporation,all rights reserved.


それ以外にも、いろんなところに、いろんな形でたくさんの方が登場しているので、見つけるたびに何だか得したような嬉しい気持ちになってしまいました。


新年度がはじまり、絶好調に気分が乗っているという人も、新しい場所での生活に不安や緊張でいっぱいの人も、ちょっと一息、笑って泣けてほっこりするヒューマン・コメディ映画を観てみてはいかがでしょうか――。


映画『グッバイ・シングル』は4月7日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほかにて全国順次公開中です。


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▽映画『グッバイ・シングル』予告編




出演:キム・ヘス、マ・ドンソク、キム・ヒョンス、クァク・シヤン
監督:キム・テゴン

2016年/韓国映画/120分/カラー
提供:ハーク  配給:ファインフィルムズ
 c 2016 SHOWBOX, HODU&U ENTERTAINMENT AND FILM COMPANY RAM ALL RIGHTS RESERVED.

エスピーオー宣伝スタッフY
韓国映画・韓国ドラマを好きになってから18年以上
時代劇からラブコメディまでジャンル問わず全般的に観ている

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