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【映画】シネマート心斎橋支配人に聞く、4月~6月の注目作品

桜の開花宣言も出てきて、春を感じる今日この頃。
シネマート各劇場では春にも多くの新作が公開されます。

そんな多くのラインナップの中から何を観たら良いんだろう?という方に
この記事はもしかしたらヒントになるかもしれません。

今回はシネマート心斎橋の支配人に4月~6月の注目作品を聞きました!
それぞれ熱いおすすめコメントももらいましたので、そちらも合わせて掲載します!

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『タレンタイム~優しい歌』<4月15日(土)より公開>
チラシにもある「多くの人が"心のベストワン"と慈しむ映画です」の言葉のとおり、宝物のような映画です。マレーシアの高校でタレンタイムという校内の音楽コンクールを通して育まれる恋や友情。民族や宗教の違いが彼らを引き裂こうとしますが、大切なことを教えてくれるのは他でもない彼ら少年少女たち。音楽も素晴らしい。試写で見てから随分時間が経っていますが、今でも予告編を見ると涙がこぼれそうになって困ります。より多くの人にこの映画が届くよう頑張りたいと思う今日この頃です。



『トンネル 闇に閉ざされた男』

タイトルどおりトンネルに閉じ込められる男の話なのですが、ほぼ最初から最後まで閉じ込められてます。こういう映画って例えば氷山にぶつかって豪華客船が沈むヤツとか、事故が起きるまでの人間ドラマが1時間くらい最初にあったりしますが、この映画の主人公は映画始まってまあまあスグに閉じ込められます。え?この先2時間くらいずっとこの感じ?とならないところが主人公を演じるハ・ジョンウのスゴイとこ!その演技力でグイグイ見る人をトンネルの中に引き込んでいって、最後まで飽きさせません。ハンカチ必携!



『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』

私以上の年齢の男性はこのタイトルを見て、かなり胸アツになるのでは?1975年放送開始、永井豪原作のアニメ「鋼鉄ジーグ」。何とイタリアでも放送され大人気に!本作の監督ガブリエーレ・マイネッティは大好きだった「鋼鉄ジーグ」をモチーフに新感覚ノワール・エンタテインメントを生み出しました!裏社会で生きてきた孤独な男が、ある日スーパー・パワーを手に入れたことによって、次第に愛と正義に目覚めていく。来阪時、当館にも立ち寄られた監督は日本カルチャーを愛してやまないアツい男でした!しかもイケメン!



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関西にお住まいの皆さん、4月・6月もシネマート心斎橋は熱い!
ぜひぜひ足をお運びください!


『タレンタイム~優しい歌』


監督・脚本:ヤスミン・アフマド
出演:マヘシ・ジュガル・キショー/パメラ・チョン
配給:ムヴィオラ(2009年/マレーシア/120分)
(C) Primeworks Studios Sdn Bhd


『トンネル 闇に鎖された男』



監督・脚本:キム・ソンフン
出演:ハ・ジョンウ/ペ・ドゥナ/オ・ダルス/チョン・ソギョン/パク・ヒョックォン/ソン・ジョングン
配給:アルバロス・フィルム(2016年/韓国/127分)
(C) 2016 SHOWBOX, ANOTHER SUNDAY, HISTORY E&M AND B.A. ENTERTAINMENT ALL RIGHTS RESERVED.


『皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ』



監督:ガブリエーレ・マイネッティ
出演:クラウディオ・サンタマリア/ルカ・マリネッリ/
   イレニア・パストレッリ/ステファノ・アンブロジ/マウリツィオ・テゼイ
配給:ザジフィルムズ(2015年/イタリア/119分)
(C) 2015 GOON FILMS S.R.L. Licensed by RAI Com S.p.A. - Rome, Italy. All rights

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