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【インタビュー】「プロポーズ大作戦」ユ・スンホ「キスシーンがあったんです。僕は本当に初めてで。」#1




★★今までの「インタビュー(韓国)」はこちら★★




2014年に除隊後、「リメンバー~記憶の彼方へ~」「想像ネコ~僕とポッキルと彼女の話~」『朝鮮魔術師』など主演作が立て続けに放送&公開されているユ・スンホ。幼いころから子役として「善德女王」「太王四神記」などヒット作品多数出演し、現在は見事に大人の実力派俳優として成長している。
そんな彼のキャリアを振り返るうえで、ぜひ注目したいのが「プロポーズ大作戦~Mission to Love」。少年/大人の演じ分けも見事で、まさにこの時期にしかできなかった"狭間の演技"を見られる作品"ではないだろうか。
そんな「プロポーズ大作戦~Mission to Love」の時の貴重なインタビューを全2回にわたり掲載。

※このインタビューは2012年に行われたものです。


第1回はこちら
第2回はこちら
【コラム】少年と大人の狭間にいたユ・スンホ!

★「プロポーズ大作戦~Mission to Love」公式サイト




●「プロポーズ大作戦~Mission to Love」への出演を決めたきっかけはありますか。

まず原作を見ました。そして"主人公が初恋を取り戻すために過去に戻って未来を変える"というテーマを、僕はとても気に入ったんです。魅力もありましたし。視聴者の方にも、これまでのドラマとは違う、新鮮な楽しみを感じてもらえるのではないかと思いました。
そして僕が少し変化する姿をドラマを通して一度お見せしたいという気持ちもありました。
でもまずは、全体的に内容がとても面白かったので選ぶことになりました。



●プロ野球選手カン・ベコを演じましたが、役づくりのために気を使っていたところはありますか。

どうしても一番気を使ったのは体作りです。僕はプロの野球選手役ですが、僕自身は体型もとても小さいので、撮影を開始する1,2ヶ月前から急いで体を作りました。投手だったので、ボールを投げる練習もたくさんしました。
どうしても短い時間しかなかったのでちょっとドラマで見るとぎこちないところもあったかもしれませんが、僕なりにはとても一生懸命練習をしました。でも、それでもちょっと心残りなところかもしれませんが・・・。
演技はまあ、ただ活発で明るく演じることだったので特にありませんでした。





●ドラマのカン・ベコは実際似ていますか?

ベコと僕はちょっと違いがあります。ベコはあまり考えずに体が先に動く単純な人なんです。もちろん後半になると変わるんですけどね。でも僕は結構考えるタイプなので、そこが違うと思います。
そして運動がうまいところ。ベコは運動がとても上手かったんですが、僕はあまり得意ではないので演技するのにちょっと大変でした(笑)
そのほかのところは似ている部分も多いと思います。





●ヒロイン、ハム・イスルという女性の魅力ポイントは?

まずはひとりの男の子を一筋でサポートしてあげる点がとても粘り強くて、情熱的で、そういう努力する姿がきれいだったと思います。そういう点で明るくてポジティブなエナジーを伝えるのがイスルの魅力だと思います。






●ヒロインのパク・ウンビンさんとは、時代劇「太王四神記」「善德女王」で恋人として共演されましたが、今回は初めて現代劇で恋人役でしたね。

年の差もあまりないし制服を着て会うので、友達のような感じでした。前は時代劇ということもあり、あまり親しくなることも出来なかったんですけど、今回は制服や普段着で本当の友達のように撮影したので、もっと親しくなるきっかけになったと思います。




●同年代の俳優が多かったですが、撮影現場の雰囲気はどうでしたか。現場の盛り上げ役は誰でしたか。

まず僕とウンビン姉さんはとても静かでした(笑)。元々盛り上げ役はあまり得意ではないので。
僕は笑う担当で、ムードメーカーはドラマでテナム役を演じたヨンソ兄さんでした。そしてチャヌク兄さんもですね。ウンビン姉さんも僕も兄さんたちの面白さで撮影ができないぐらい本当に笑っていましたよ。


●とても楽しそうな撮影現場ですね

僕はいつもすこし真面目すぎなんですよ(笑)。でもこのドラマはいつもとても明るい雰囲気なので、実は集中することが大変なぐらいでした。でも、おかげで緊張もかなり解けましたし、楽しく撮影しました。






●特に大変だった撮影や記憶に残っている撮影中の面白いエピソードはありますか。

僕は最初にタイムスリップするシーンを撮影する時に、「レノバティオ」というのを3回言うんですけど、とても苦しまなければならないんです。過去に戻る時に、強い圧力が体にかかるのかよく分かりませんけど(笑)。それをやるんですけど、最初にその呪文をとなえてから本当に恥ずかしかったです。
でも幸いに編集作業を上手くやっていただいて、スムーズに放送されて、そのシーンが一番記憶に残っています。



(C)原作:フジテレビ「プロポーズ大作戦」「プロポーズ大作戦SP」(脚本:金子茂樹)

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