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【イベントレポ】2PMチャンソン主演『忘れ雪』舞台挨拶 まるっとレポート!

明日、11月7日(土)よりシネマート新宿にて公開される『忘れ雪』の特別上映イベント舞台挨拶が、10月23日(金) シネマート新宿にて行われました。
午前9:10からという朝早い上映にも関わらず、会場内には多くのファンが大集合。


まずは主演のチャンソンさんが入場。会場からは大きな歓声、紹介時には「チャンソン~」の掛け声が。


舞台挨拶には全6名が登壇。写真の左から、原作者である新堂冬樹さん、久保田悠来さん(鳴海役)、チャンソンさん(テオ役)、大野いとさん(深雪役)、村山優香さん(深雪の幼少期役)、ハン・サンヒ監督。

今回の舞台挨拶、なんと通訳なし。全て日本語。
チャンソンさんの日本語能力の高さに驚きです!


―おひとりずつ、この映画が完成した感想と、会場のお客様へご挨拶をお願いします。


―まず、本作の原作者である新堂先生お願いします。
新堂「本日はお忙しい中、お越しくださりありがとうございます。「忘れ雪」というのは、アウトロー作家としてブレイクした中で、初めての恋愛小説であり、黒新堂・白新堂と呼ばれるキッカケとなった思い出深い作品です。映像化まで10年以上かかりましたが、チームにも恵まれて、ここまで待って良かったと思います。みなさん、ぜひTwitterやブログで拡散してくださいね。」



―続いて、本作主演のチャンソンさん、お願いします。
チャンソン「こんにちは、チャンソンです。『忘れ雪』のテオ役のチャンソンです。映画どうでしたか?」
会場からは大きな拍手と歓声が!
チャンソン「ありがとうございます。こんなに偉大な俳優と女優、監督、(新堂)先生と一緒に作品をやることができて、本当にうれしいです。よろしくお願いします。」



―続いて、本作のヒロインを演じました大野いとさん、お願いします。

ここで大野さんのマイクの電源が入らないトラブルが!
すかさず「どうした、マイク」とフォローに入る久保田さんが素敵でした。

無事にマイクをON、改めて挨拶。
大野「朝早くからお越しくださって、本当にありがとうございます。深雪役を演じました大野いとです。この映画は3月に撮ったんですけど、すごくチャンソンさんには助けられて。韓国出身なのに日本語がすごく上手で、私が想像していたテオが実際にいたように感じられました。こうして舞台挨拶ができて、本当にうれしいです。短い間ですが、トークを楽しんでいってください。」



―続いて、久保田悠来さん、お願いします。
久保田「鳴海役を演じました、久保田悠来です。僕は新堂先生の作品が偶然にも3回目なんですけど、今回はチャンソンさんを迎え、監督も韓国の方ということで、国際交流豊かな新しいことが増えまして、非常に喜んでおります。ありがとうございました。」

久保田さんが話し出すと、会場内が笑いに包まれます。



―それでは、村山優香さん、お願いします。
村山「深雪の幼少期役を演じました、村山優香です。初の映画出演ですごく緊張していたんですけど、みなさんに優しくしていただいて、すごく楽しく撮影ができました。3月に撮影したんですけど、秋に公開ということで、すごく待ち遠しかったです。今日はこの場に立てて、すごく光栄です。短い時間ですが、よろしくお願いします。」


―最後にハン監督、お願いします。
ハン「おはようございます。『忘れ雪』の監督、ハンと申します。やっぱり映画って、国境と文化が関係なくて、新堂先生の原作で、韓国の俳優のチャンソン、大野さん、久保田さん、村山さん、みんなで一生懸命やった作品です。これから本当によろしくお願いします。ありがとうございます。」

ハン監督といえば、代表作に、イ・ジュンギさんと宮崎あおいさん主演の『初雪の恋 ヴァージン・スノー』、超新星ソンモさん主演の『愛の言葉』があります。純愛映画のプロフェッショナルです。


全員の挨拶が終了し、続いてトークセッションへ。




―各所から映像化が熱望されていた『忘れ雪』ですが、実際に出来上がった作品を観ていかがでしたか?
新堂「自分の代表作だったので、一ファンとして観ましたね。」

―今回、先生の熱いラブコールで深雪役が大野いとさんに決定したと伺いました。
新堂「深雪っていうのは、透明な感じなんですね。大野さんの透明な感じは、右に出るものはそういないと。眼差しで演技が出来るっていうところも良かったですね。」
大野「ありがとうございます。」



―全編日本語の台詞にチャレンジされましたが、言葉の壁はどのように克服されたのでしょうか。
チャンソン「現場では監督以外の人は全員日本人なので、全部日本語は難しかったです。役も獣医なので、発音が難しい単語がありました。例えば"シンサツシツ(診察室)"とか。いや~、難しかったです。何回もやって、NGもありました。でも、いろいろ助けてくれてよかったです。」

思わぬ単語に会場内からはどっと笑い声が。

―覚えるのは難しくなかったですか?
チャンソン「覚えるのは思ったよりは大丈夫だったんです。」

MCの「さすがですね~」という声に照れるチャンソンさんがまた可愛い。


―ひとりの人を一途に思い続ける深雪という女性に対してどのようなイメージを持って演じられましたか?
大野「台本を読むと"犬が好き"と書いてあって、私はそこにドキっとしてしまいました。というのも、実は犬を触るのが苦手だったんです。そこからだったので、ドッグカフェやドッグランに行って、犬と触れあうのが楽しくなるようにしました(笑)」

―本作では犬に抱きついたり、お顔を舐められたり、いろんなシーンがありましたが、新堂先生はこのことをご存知でしたか?
新堂「なんとなく、風の噂で(笑) もう今は大好きなんじゃないですか?」
大野「・・・(苦笑) 撮影中は大好きになったんですけど、撮影が終わると、やっぱり犬が通ると・・こう(犬を避けるようなポーズ)してしまいますね。」

映画本編では、大野さんと犬との触れ合いシーンに注目ですね!


―現場でのエピソードはありますか?
久保田「そうですね。(チャンソンと)裸の付き合いが出来たのが一番良かったと思います。」
チャンソン「一番良かったって何ですか(笑)」
久保田「みなさん、シャワーを浴びるシーンがあったと思うんですけど、僕も実は浴びてて。お互いの体を見せ合いながら。」

―何かそこで面白いエピソードはありましたか?
久保田「筋肉の見せ合いですね。それを一番覚えています。チャンソンの白い肉体を(笑)」


―ファンのみなさんからすると、ワ~ってなってしまいますね。
久保田「僕が一番間近で見てますけどね(ドヤ顔)」
―それが一番印象に残っているんですね。
久保田「それしかないです(ドヤ顔)」
―それほど素晴らしい肉体だったと!
久保田「ええ、鍛えげられた肉体、野獣ボディです(ドヤ顔)」


余裕たっぷりニタニタしながら話す久保田さんと、隣で照れ笑いをしているチャンソンさんの、二人の様子がなんて可愛いこと!
会場内からは「見たい~!」なんて声も。
こちらの様子は記事最後の映像でアップしますので、じ~っくりとご覧くださいね。


―テオからプロポーズされるという幸せな場面がありましたが、チャンソンさんと共演してみていかがでしたか?
村山「台本を読んで、二人で惹かれ合うと書いてあって、撮影の時 私はまだ小学6年生でチャンソンさんは25歳の大人で、大丈夫かなぁって心配していたんですけど、撮影の時にチャンソンさんの制服姿を見て、すごく似合っていたし、バッチリ高校生に見えたので良かったです。(笑)」
チャンソン「ありがとうございます(笑)」

優香ちゃんのしっかりとした発言に会場内は大爆笑。
バッチリ合格をもらったチャンソンさんの制服姿にも乞うご期待ですね!


―本作で一番こだわったところはどこですか?
ハン「深雪がずっとテオを待ってる、そして、会いたくてもすれ違う、そういう心はどこの人でもあると思います。この映画はあんまり説明がなくて、観客と一緒にお互いに考える、そういう方向性でつくりました。」


このあと、フォトセッションとチャンソンさんからの挨拶で、この日の舞台挨拶は終了となりました。


こちらの映像も合わせてお楽しみください!
今回の舞台挨拶+マスコミフォトセッションの様子をぎゅっとまとめました。










忘れ雪』作品情報
出演:チャンソン(2PM) 大野いと 久保田悠来 宮倉あおい 碓井将大 浅井雄一 堀田眞三 上遠野太洸(友情出演)/高知東生 ほか
原作:新堂冬樹「忘れ雪」(角川書店)
監督:ハン・サンヒ(『初雪の恋 ヴァージン・スノー』『愛の言葉』)
上映時間:100分
配給:アーチ・エンタテインメント

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